2013年12月29日日曜日

高校生に勧めるべきか「チボー家の人々」

赤旗日刊紙の連載小説は、今は非正規労働者のたたかいを描いた「時の行路」(田島一)というのをやっているが、その前は「校庭に東風吹いて」(柴垣文子)だった。

場面緘黙症の児童を担任した小学校教員が主人公なのだが、その娘ユリが高校生である。
1990年の湾岸戦争が始まりそうな時代状況で、生徒会長になったユリは自分たちに何ができるであろうかと模索。
自校の生徒たちに「チボー家の人々」を勧めるという地味な取り組みを始めることになった。

2013年12月23日月曜日

河野洋平 保守の良識(サンデーモーニングその2)

12.22 TBS「サンデーモーニング」から
12/22のTBSサンデーモーニングでは、河野洋平もコメンテーターのひとりで出演していた。

河野洋平といえば、細川連立政権ができて自民党が戦後初めて野党に下ったときの自民党総裁だ。
総裁になりながら総理大臣になれなかった唯一の人と思って当時気の毒に思ったりした。

従軍慰安婦に関する「河野談話」でも歴史に名を残した。
つまり、自民党でありながら立派な人なのだ。

アーサー・ビナードの過激な発言(サンデーモーニングその1)

2013.12.22 TBS「サンデーモーニング」から
アーサー・ビナードなる人の名前を初めて耳にしたのは今年の4月頃だった。
なんでも地域の民間の研究会で講演の講師をつとめるらしい。
そんな有名人でもない人が講師で人が集まるのかとそのときはいぶかしんだ。

その講演会には私は行かなかったのだが、妻が参加してとても良かったと興奮していた。

以後、いろんなところで聞いたり目にしたりして、今ではサンデーモーニング(TBS)のレギュラーコメンテーターにもなっている。

2013年12月14日土曜日

北朝鮮とアメリカはどちらが残虐か(張氏処刑と無人機攻撃)

北朝鮮が張氏を処刑した。
日本共産党の志位委員長は次のような談話を出した。

「わが党は、かねてから、北朝鮮を社会主義とは無縁の独裁専制体制と指摘してきたところであるが、今回の事態は、あまりに異常かつ残忍であり、とりわけ国際的な人権保障の基準に照らして、到底、容認できないものである」

異論はないのだが、北朝鮮なのだから、今さら「あまりに異常かつ残忍」もないと思うし、「国際的な人権保障の基準」などを北朝鮮に当てはめようというほうが無茶ではないか(これは異論かも)。

今日の赤旗の国際面に、この件での各国の反応という記事があって、アメリカの国家安全保障会議(いわゆるNSCってやつ)のベントレル副報道官なる人物が、次のような談話を出して北朝鮮を非難している。

2013年12月11日水曜日

12/13は南京陥落の日 忘れてはならない南京大虐殺

昨年の8月に「第2次世界大戦の死者数」という投稿をした。
ネットで見つけたデータなどをもとにして、私の雑感をつづったものに過ぎない。

ところが、それから1年たった今年の8月頃から、私のこの記事への異常とも思えるアクセスが続いている(今も)。

もちろん超弱小ブログであるから、異常とはいっても日に10数件レベルのものではあるが、私の投稿の中では3番目か4番目に多いのだ。

思うに、8月に初コメントがあり、それへの返信、その返信に対しての再コメントがあったのだが、どうもそれが理由ではないだろうか。

2013年12月2日月曜日

生活保護の扶養義務強化は家族を壊し弱者を極限に追い詰める

夏の参院選前の国会では生活保護法改悪案が廃案になってやれやれと思ったいたのだが、今国会で案の定再上程(11/7)され、すでに参議院で可決(11/12)、衆議院に送られている。

なんてことだろう。

この改悪案には生活困窮者自立支援法案というのもセットになっていて、そのひどさにはいくつかのポイントがあるのだが、その最もひどい部分は扶養義務の強化だ。

ことは民主党政権下で始まった。

2013年11月23日土曜日

やはりアメリカ従属の秘密保護法

いつものことだが、悪法について赤旗ではずっと反対のキャンペーンを続けていても、世間では国会での採決が間近に迫るまで反対の気運が盛り上がらない。
秘密保護法案もしかり。

11/22の衆院委で採決かという時期になって、ようやく反対の声は広がり、あの政府広報機関たるNHKでさえ11/21の日比谷野外音楽堂大集会を報じざるを得なくなった。

秘密保護法案 広がる反対・懸念
赤旗2013.11.20付から

2013年11月15日金曜日

温室効果ガス削減目標1990年比3%増! こんな目標あり得るのか?!

COP19(国連気候変動枠組条約第19回締約国会議)がワルシャワで開かれている(11日~22日)。
地球温暖化によるさまざまな具体的危機にさらされている世界各国は、一刻の猶予もないという緊迫感で対策を立て、国際協力によりこの危機を回避しようとしている。
そのCOP19に日本政府はどのような方針で臨んでいるのか。

赤旗によれば、日本は温室効果ガス(6種類あるが、代表的にはCO2)「2005年比3.8%削減」という目標を示すらしい。

京都議定書(1997年COP3)に発する地球温暖化対策における温室効果ガス削減目標は、つねに1990年比で議論されてきた。
たとえば、先進国全体で2012年までに1990年比で-5%、日本は-6%、EUは-8%といった具合だ。

2013年11月7日木曜日

カジノに狂奔する日本のリーダーたち

10月の赤旗にはカジノ関連の記事が9本載った。
日本のリーダーたちは、よってたかってこの「美しい国」をギャンブル国家にしたくてたまらないようすだ。

カジノといえばすぐに石原慎太郎が思い浮かぶ。
1999年の都知事選(1期目)で「お台場カジノ構想」というものを打ち上げた。
都知事になっての2002年、都庁内でカジノのデモンストレーションをしたときには、そのあまりもの破廉恥さに多くの国民が唖然としたのではないか。

2013年11月6日水曜日

高校授業料無償制度の改悪 自公は何を考えているのか

振り返ってみれば無惨きわまりない民主党政権だったが、そんななかでも唯一ともいえるいいことは高校授業料無償化だった。

当時から自公はこの高校授業料無償化を敵視し、撤回を迫っていたのだが、自公が政権に返り咲いた今、さっそくここに攻撃を浴びせてきた。

授業料無償に所得制限をかけるというのだ。
それでういたお金を低所得世帯の生徒への支援にあてるという。

2013年10月24日木曜日

IOC総会プレゼンテーション安倍無責任発言と浪江町議会

オリンピック誘致のためのIOC総会プレゼンテーション(9/7)で、安倍が世界中に公然と大ウソをついた。

汚染水がだだ漏れの中で、「状況はコントロールされている」。
港湾の防波堤は先が開いていて、港湾内の海水は1日に半分が外海と入れ替わっているというのに、「影響は港湾内で完全にブロックされている」。
多くの国民が健康の将来不安におびえているのに、「将来も健康に問題はないと約束する」。

安倍は神様か。

2013年10月12日土曜日

NHK「若きイレブンの死闘 アトランタ五輪最終予選」は名勝負といえるのか

先週の土曜日(10/5)、NHK夜のスポーツニュースを見ていたら、うとうとしてしまい、気づいたら、ヒーローたちの名勝負「若きイレブンの死闘 アトランタ五輪最終予選」という番組をしていた。

見るともなしに見ていたら、前園という元サッカー選手が深い感傷に浸り、涙目になりながらかつての感動を思い起こしている。
川口という有名なキーパーがあの試合は自分にとってもベストゲームだったと絶賛している。

私も後半残り13分で1点差に追い込まれたところまではいい試合だったんだなと思った。
しかしその後はしらけてしまう。

2013年10月4日金曜日

猫二題

安倍が予定通り消費税増税実行を発表した。
5兆円といっていた経済対策が6兆円になっていて、露骨の上に露骨を重ねながらの財界奉仕。
腹立たしい。

さ・ら・に、

10/3の中国新聞一面トップは 消費増税「賛成」53% の大見出し。
共同通信社が10/1と10/2で行った世論調査だ。
いったいどうなっているんだろうと思う。
反対は43%。
1年前に反対が6割ぐらいしかなくて、なぜこんなに少ないのかと思っていたのだが…

2013年9月28日土曜日

国民を愚弄する法人復興増税廃止

10月1日に安倍は消費税の来年4月からの増税決定を発表するといっている。
合わせて、増税による景気への悪影響を抑えるための景気対策もいくつか打ち出すみたいだ。

消費税の3%増税は、約8兆円。
その経済への悪影響対策のため、5兆円を支出するという。
これほど国民を馬鹿にした話はない。

消費税はその導入時、5%への増税時、そして今回の8%への増税、すべての局面で「消費税は福祉のため、社会福祉にすべて当てる、福祉を拡充する」という口実で行われてきた。
消費税が導入されて以後、医療、介護、年金などの社会福祉はどれか一つでも充実してきたものがあるだろうか。(高等学校授業料無償化を除いて)

2013年9月25日水曜日

「アンジェリク」を生み出したアン・ゴロンに最大の賛辞を

昨年の6月、近くのフタバという本屋の古本コーナーのさらに100円コーナーを物色していたら、赤の目立つ背表紙の文庫本が7~8冊かたまっていた。
「アンジェリク」(講談社文庫)という題名。
初めて目にする知らない本だ。
手にとってカバー裏の紹介文を読んでみる。

17世紀のフランス、片田舎の貧乏貴族の娘に生まれた美しいアンジェリクがたどる数奇な運命。初恋と毒薬の秘密、醜い大金持ちの伯爵との政略結婚、宮廷貴族の陰謀と夫の突然の失踪……。苦難と闘い続けるアンジェリクの恋と冒険を描いて、世界各国でベストセラーとなった大河歴史ロマン。(全26巻)

ベルサイユのばらを連想してしまってやめておこうかなと思ったが、全26巻というのがすごい。
つまらなかったら馬鹿らしいので、とりあえず1巻だけ買って読んでみることにした。

2013年8月27日火曜日

長崎原爆忌で孤立した安倍首相

8月9日、午前中のんびりと新聞を読んでいたら、サイレンが聞こえてきた。
こんな時間帯に何の合図だろうと思って、時計を見たら11時2分だった。
そこで今日が長崎の原爆忌だったと気づいた。

ここ広島市で、毎年8月9日の11時2分に哀悼のサイレンが鳴っていたのか不覚にも記憶がない。
ともあれ、地元区役所のはからいにちょっと涙がにじんだ。

2013年8月24日土曜日

選挙とTPPとJA

頸椎の脊柱管狭窄症というやっかいな病気を発症して、しばらくパソコンから遠ざかっていた。
今もおそろしくて長時間はキーボードを打てない。

参議院選挙は自民党が圧勝してうんざりだが、そこは共産党が躍進したので精神的バランスがなんとかとれている。

今回の選挙は、憲法、TPP、消費税、原発、社会保障、基地・安保などとても大きな争点がたくさんあったのに、マスコミは衆参のねじれ解消なるかとだけ叫んでいた。
マスゴミといわれてもしょうがないだろう。

今日はTPPのこと。

昨年末の衆議院選挙で、自民党はTPP反対を掲げて圧勝した。
安倍はさっそく民主党顔負けの公約違反をしてTPPの交渉参加を決めた。
とくに農業関係者は裏切られた思いが強かっただろう。

2013年7月13日土曜日

原発再稼働支持が41.1%という日本のありよう

今日の赤旗2面に次のような短信が載っていた。
赤旗2013.7.13付
「再稼働に慎重論が根強いことが改めて浮き彫りになりました」とあって、赤旗は再稼働反対が強いことをこの記事でいっている。
しかし私などは再稼働支持が41.1%あることに唖然としてしまう。

2013年7月7日日曜日

生活保護改悪法案廃案 民主党の果たした役割

生活保護改悪法案が廃案になった。
狐につままれたような気がする。

衆議院の厚生労働委員会(5/31)では、共産党の高橋千鶴子とみどりの風の阿部知子の2人だけが反対しただけで、みんなでよってたかって悪法を可決した。

「人間の血が流れているのか」 生活保護法改悪案を閣議決定

衆議院の本会議(6/4)では、生活の党も賛成し、翼賛体制的に国を挙げて弱い者いじめを強行した。

赤旗は厚労委が採決をした5/31前後からしきりに「廃案へ」と書いていたし、志位委員長も5/30の記者会見で「最後まで廃案をめざして奮闘したい」と述べ、5/31の可決後の議員面会所前に抗議行動のため集まっている人たちの前で次のようなあいさつをしている。

2013年6月29日土曜日

与那国島の自衛隊 「へいわなよなぐにじま、へいわってすてきだね」

昨日(6/28)の赤旗に次のような短信が載った。
赤旗2013.6.28付
与那国に自衛隊配備というのは前から気になっていたが、この短信をみるとそれが現実のものになろうとしている。

2013年6月27日木曜日

サヘル・ローズの母 フローラにみる希有の愛

番組「旅のチカラ」から
NHK・BSプレミアムで「旅のチカラ」という番組があって、よく観ている。
6/5は「失われた故郷の記憶を求めて~サヘル・ローズ イラン~」というテーマで、何かひかれるものがあり録画しておいた。

サヘル・ローズという女優は初めて見ると思っていたのだが、番組を観ているうちにこれは前にどこかで見たことを思いだした。
NHKの番組であったことはまちがいないと思うが、何の番組であったかは思い出せない。
が、彼女の数奇な運命の物語が一気によみがえってきた。

2013年6月25日火曜日

東京都議選で共産党躍進 とてもうれしい

東京都議選で共産党の議席が倍増した。
維新が選挙前に沈没したものだから、民主から離れた票が共産党に来た。
つまり適失のような気もするが、それにしても長い間後退を続けてきた共産党だから、今回の結果はとてもうれしい。
赤旗2013.6.25付
なかなかに華やかな上の写真は当選した17名が勢ぞろいしている。

2013年6月19日水曜日

「医者に殺されない47の心得」とコレステロール

週に一度自宅に配達される無料の地域情報誌がある。
それに書籍売上ベスト10というのが載っていて、ずっと以前から「医者に殺されない47の心得」という本が上位にランクされていた。
最新号では8位になっている。

気になっていたところ、姉が読んだというので、貸してもらって先日読んでみた。

昨年は大櫛陽一の「100才まで生きるコレステロール革命」を読んで驚天動地だった。
今回の本は「47の心得」だから、驚天動地×47といったところか。

本の内容は、カバー裏にある著者本人による紹介文と目次を見れば概要がわかる。

2013年6月10日月曜日

三浦雄一郎 史上最高齢エベレスト登頂であれこれ思う

赤旗2013.5.24付
エベレストは体力と金と暇さえあれば誰でも登れる時代だ。
もちろん私は暇だけはあるものの、体力も金もないので登れない。

5/23、三浦雄一郎がエベレスト登頂の史上最高齢記録を塗り替えた。
彼は70歳、75歳に続いて3度目の登頂だった。
これだけでも驚異的なことだが、彼は今回の登頂前に不整脈の手術を2回受けている。
まさに鉄人としかいいようがない。

2013年6月5日水曜日

生活保護改悪法案 衆院厚労委での審議(前回の続編)

衆議院本会議で生活保護改悪法案が可決された。
厚生労働委員会では委員がいなかった生活の党が法案に賛成。
生活の党も人間の血が流れていないことがわかった。

採決は起立によって行われているので、はっきりした賛否数はわからない。
共産党が8人、社会民主党・市民連合(社民党+α)が2人、無所属が11人だから、計21人が反対したとしても、残りの459人が賛成したことになる(欠席がいないとして)。
無所属11人のうち、本当は何人が反対したのか、それは誰なのか知りたいところだ。

2013年6月4日火曜日

「憲法の平和主義は世界遺産」と古賀誠が発言!

赤旗2013.6.4付
小林節が「憲法96条改定反対」と強く訴えた記事が赤旗に載ったときもかなりの反響があったようだが、今回の古賀誠の場合はそれをはるかに超える反響なのではないだろうか。

かくいう私も小林節の場合は、彼のことをほとんど知らなかったといってもよかったのだが、古賀誠はそれなりのイメージを持っていたので驚いたひとりだ。

2013年6月2日日曜日

生活保護改悪案 衆院委で可決 そのとき阿部知子はどうした?

生活保護法改悪案が5/31に衆院厚生労働委員会で可決した。

赤旗で見るかぎり、自民、公明、民主、維新、みんなの各党の賛成とあるから、共産党以外すべてが賛成したのだろう。

と思って、ネットで委員会のメンバーを調べてみた。
自民28名、公明3名、民主5名、維新5名、みんな2名、共産1名、無所属1名の計45名だ。

無所属の1名は阿部知子だった。
阿部知子といえば、昨年末の総選挙時に社民を離脱して未来の党というわけのわからない党に合流し、その代表になったにもかかわらず、今はみどりの風の代表代行にもなっているというチンプンカンプンわからん人だ。

2013年5月29日水曜日

桜木紫乃 「ラブレス」なのに愛があふれている

1年以上前に知人から紹介されていたのを思い出し、先日桜木紫乃の「ラブレス」を読んだ。

映画ではしょっちゅう使われる手法だが、現在の出来事からはじめて過去にさかのぼり、現在と過去が同時進行で展開されるパターンだ。
慣れるまでは、登場人物の関連性や年齢などをイメージするのに混乱するような読みにくさがある。
荒さが気になる文章表現も見られる。
弟たちの人物造形にはまったく納得いかない。
小夜子の不倫という設定も何の意味があるのかと思う(不快)。

そのようなマイナス要因を差し引いても、この本にはあふれるほどの愛がつまっている。
意表を突くようなストーリーの展開もすばらしく、最後は圧倒されてしまう。
高く評価されていい作品だと思う。

2013年5月25日土曜日

志位委員長のツイッターから「原爆投下は神の懲罰」を考える

赤旗2013.5.25付
韓国・中央日報の「原爆投下は神の懲罰」記事が話題になっている。

NHKニュースで菅官房長官が「断じて許せない」といっているのを見て、日本政府としてはそのように抗議するのはあたりまえだし理解もできた。

しかし、今日(5/25)の赤旗の右のような囲み記事を見て、どうなんだろうかと違和感を持った。

日本が終戦(敗戦)記念日とする8/15を韓国は「光復節」として祝う。
36年におよぶ過酷な日本による植民地支配からようやく脱した日だから、韓国が祝うのは当たり前だし、日本人もそれは理解できるのではないか。

それでは「原爆投下は神の懲罰」は理解できないのだろうか。

2013年5月23日木曜日

琉球新報が橋下徹を糾弾する見事さ

橋下徹の「慰安婦は必要だった」発言からはじまった一連の騒動により、彼らの正体が一般人にもやっと理解されてきたようで、その意味では喜ばしいことだ。

先日宮武嶺のブログ「橋下氏が沖縄米軍に性欲発散のため買春を勧めた事を論証する 橋下市長は公職を辞任・維新は解党すべきだ」を読んでいて、そのコメント欄に、「この社説は見事にまとめられています。ぜひ、このページでも大きく取り上げてください」とあるのに気づいた。
貼り付いているアドレスをクリックすると、琉球新報のサイトが開かれ、5/18付の社説が掲載されていた。

一読して驚いた。
たしかに見事なまでに橋下徹を徹底批判している。

2013年5月22日水曜日

共産党参院選比例区を考える

参議院選挙が7月に迫ってきたが、公示日には選挙が終わっているという話もある。

2003年に公職選挙法が改定され、従来の不在者投票の要件が緩和されて期日前投票制度ができた結果、多くの人が公示日の翌日から投票をすることになった。
Wikipediaには「2007年(平成19年)の参議院議員選挙では、東京都の当日有権者のうち10.81%, 投票者のうち18.68%が期日前投票を利用した」とある。

つまり、さあ選挙だと張り切って政策を訴え、投票依頼をすると、すでに他党に投票したという人がけっこういるのだ。
何のために選挙運動期間があるのかわからなくなってくる。

2013年5月18日土曜日

「人間の血が流れているのか」 生活保護法改悪案を閣議決定

安倍政権は昨日(5/17)、生活保護法改定案と生活困窮者自立支援法を閣議決定し、国会に提出した。

弱肉強食の新自由主義によって格差社会をつくりだし、それをどこまでも広げようとする自公政権。
アベノミクスで富裕層は何億、何百億と資産を増やし、最貧層である生活保護受給者は生きる価値はないと言わんばかりにさらに痛めつける。

最近の一連の従軍慰安婦に関する橋下徹発言の端緒になった5/13の「『慰安婦制度』は必要だ」発言について、共産党の市田書記局長は当日の記者会見で次のように述べた。

「これほど人間の尊厳をおとしめる発言はない。人間の血が流れているのかと思うぐらいだ。公党の党首の資格がないだけでなく、市長たる資格も、国政を語る資格もない」

2013年5月17日金曜日

「母さん助けて詐欺」とアポロ11号

赤旗2013.5.13付
「振り込め詐欺」に代わる新名称が「母さん助けて詐欺」に決まった。
なんだこれは!?

決定に先立つこと何日前だったか、テレビで警視庁が「振り込め詐欺」の新名称を一般から募集しているというニュースが流れた。
それは警視庁の仕事なのか? 他にすることはないのか、と不審に思った。

で、決定したのがこの名称。

詐欺にあうのは母さんだけなのか、「じいさん助けて詐欺」ではいけないのか、ママと呼んでいる家庭は困るのではないか、などとどうでもいいことをつい考えてしまう。

警察も一般人もこれから「母さん助けて詐欺」という言葉を会話の中で使っていくのだろうか。

2013年5月14日火曜日

「ら抜き言葉」の何が悪いのか!

昨日(5/13)の赤旗「読者の広場」に68才の女性が「言葉は時代とともに変化して不思議はないが、最近の『ら』ぬき言葉や、やたらと○○的という言葉は気になる」という一節からはじまる投稿があった。
ら抜き言葉に対する非難をしばらく聞いてなかったので、久しぶりに聞いて朝から不愉快になる。

と思ったら、午後に観た映画「舟を編む」の最初の方で、敬愛すべき松本先生がいきなり「ら抜き言葉」を誤った日本語と決めつけて話を展開するので、本当にむかついた。

「舟を編む」雑感

タイトルに「雑感」などと書いたが、考えてみるとこのブログそのものが雑感だ。
お恥ずかしい。

昨年、三浦しおんの「舟を編む」が本屋大賞を受賞した。
本屋大賞とは「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本」と本屋大賞のホームページにある。
今まであまり気にしなかったのだが、どういうわけか気になって、去年の5月頃図書館に予約を入れておいた。

予約を入れた時点で300人を超える人が予約待ちをしていた。
これじゃあ4・5年先になるなと忘れかけていた頃、今年の4月、映画の方が封切りになった。

原作を読む前に映画を見るというのも気が進ます、けっきょく映画は見ないだろうと思っていたところ、思いがけず10日ぐらい前に本が確保できましたと図書館からメールが来た。

2013年5月11日土曜日

ウクレレ奏者 ジェイク・シマブクロ 超絶技巧と人間性に敬服

昨日の赤旗(5/10)文化面に、音楽ライター中島ますみの記事が載っていた。
以下引用。

注目のウクレレ奏者 ジェイク・シマブクロの世界
ハッピーを伝えたい

 ウクレレ一本で世界中を魅了するジェイク・シマブクロは、1976年にハワイ・ホノルルで生まれ、4歳からウクレレを弾き始めた。さまざまな演奏者からインスピレーションを受け、クラシックやジャズ、ロック、ブルースなどあらゆるジャンルの音楽を、卓越したテクニックと独自のフィーリングで表現する。

2013年5月10日金曜日

NHK7時のニュースが憲法96条についてまともな報道をした!

昨夜のNHK7時のニュースだ。

安倍首相が出てきて、憲法を変えるのに国会議員の3分の1を超えて1人でも反対したら発議もできないというのは常識的にはおかしいなどと言っていた。

おかしいのはあんただろうと思いつつ、次の画面に出てきた右下のテロップを見て本当に驚いた。
「自民党は96条を改正した後第9条を改
正しようとしている」といった文だったからだ。

2013年5月9日木曜日

生活保護 最近のいくつかの出来事

先日日曜日深夜のNNNドキュメントは「生活保護 自立をめざして 釧路・豊中…先進自治体の挑戦」というものだった。

釧路ではケースワーカーが、豊中では就労支援コーディネーターが生活保護受給者を支援する活動を追った番組。
どちらも限られた予算の中で行政としてできることを精一杯やろうと努力している姿に好感が持てた。

どこかの自治体とは雲泥の差だ。

どこかの自治体の1つ、兵庫・小野市の条例についてはすでに本ブログで触れたが、それ以外に次に2つの件が前後してニュースになった。

2013年5月7日火曜日

サッカーくじ 海外まで拡大しようとする異様さ

4/26、超党派のスポーツ議員連盟が提出していたサッカーくじ改定法が国会で成立した。


2001年から始まったサッカーくじの正式名称は「スポーツ振興投票」で、その目的は次のようになっている。

2013年5月6日月曜日

ASEANは人類の希望

ソ連・東欧が解体して20数年、資本主義もさまざまな困難に直面し、世界中に閉塞感が漂っている。
そんな中、アメリカの支配を打ち破りながら社会主義的政策を重視して変革を進める中南米の動きが一条の光となっている。

それに対して資本主義の枠内であっても平和を求める強い意志で存在感を示しているのがASEANだ。
中南米とASEAN、この2つの潮流が人類の希望といえば大げさすぎるだろうか。

日本もさっさと安保条約を破棄し(対米追従をやめ)、このASEANの流れに乗っかってアジアの一員として世界平和に貢献してほしい。

2013年5月5日日曜日

「こどもの日」にイタリア映画「鉄道員」を観る

「こどもの日」にふさわしいものを何か書きたいなと思ったところ、映画「鉄道員」が思い起こされた。
1956年に制作されたピエトロ・ジェルミ監督・主演のイタリア映画だ。


この映画は去年の7月にNHK・BSプレミアムで観た。
いい映画だと思い、★が3つついている(観賞後の自己評価)。

2013年5月4日土曜日

リンカーンとアウンサンスーチーと憲法96条


スティーブン・スピルバーグ監督の「リンカーン」を先日観た。

リンカーンはアメリカ歴代大統領のなかでも際だって有名で立派な大統領という評価はだれも否定できないだろうし、私も尊敬している。
それは、「人民の人民による人民のための政治」という有名な言葉以上に、奴隷解放の偉業を成し遂げたことにあると思う。

映画を観てあらためてリンカーンの偉大さをかみしめたかというとそうでもなかった。
逆に幻滅した部分があるかも知れない。

それは大義のためなら手段を選ばないという政治手法を赤裸々に描いた映画だからだ。

2013年5月3日金曜日

憲法96条改定 改憲論者・小林節も怒った

憲法記念日だ。

安倍首相が参院選の結果を待たずして憲法を変えようと前のめりの姿勢を打ち出したため、今日は例年以上に各地でさまざまな動きがあることだろう。

昨夕、1週間遅れの赤旗日曜版を見ていたら、1面に「改憲論者も怒った 96条改定は憲法破壊!」という見出しで小林節という憲法学者が意見を述べていた。
これがとてもおもしろいので、最後に引用する。

この赤旗日曜版の記事を読み終えた直後、NHKの7時のニュースが始まり、憲法に関する世論調査の結果を紹介しはじめた。

2013年4月27日土曜日

山田洋次が選んだ日本の名作100本 喜劇編 私的評価

NHK・BSプレミアムで2年ぐらい前からはじめていた「山田洋次が選んだ日本の名作100本」シリーズが今年の3月で終了した。
前半の50本が「家族編」で後半の50本が「喜劇編」、合わせて100本、できるだけ観ようとがんばった。
ここでは「喜劇編」について書く。

このシリーズをはじめるにあたって、山田洋次監督は次のようなメッセージを視聴者に送っている。

かつて、映画館には喜劇があふれていた。
正月は満員の映画館で観客がみんな笑っていた。
寂しいことに、今は笑える映画が少なくなっている。
そんな思いを抱きながら、喜劇50本を選びました。
日本映画がどれだけ素敵な喜劇を作ってきたか、その笑いの数々をこの機会に体験してほしい思います。

2013年4月26日金曜日

アベノミクスで富裕層は資産激増

2~3日前のNHKニュースで、円安株高で自動車や電機の輸出大企業は利益を大きく上げる一方、イカ釣り漁船が燃油の高騰で一斉休漁を余儀なくされると報じていた。

昨日の参院予算委員会では、共産党の大門実紀史議員がこの件で論戦をした。
そのとき使ったフリップの一つがこれだ。

2013年4月22日月曜日

阿川佐和子 「嫌なヤツほどネタになる」

赤旗日曜版2013.4.21付
今週の赤旗日曜版(4/21付)では、最終面の「ひと」欄(全面)に阿川佐和子が登場している。
ここ1・2年、赤旗は何度も彼女を好意的に紙面で紹介している。

私は阿川佐和子が嫌いだ。
昨年は彼女の本「聞く力」が販売数トップの大ベストセラーだったようで、びっくりしている。

彼女のことをブログに書こうかなと思っていながら書けずに今日まで来てしまった。
そこで、日曜版の記事の見出しが「嫌なヤツほどネタになる」というもので、その言葉は阿川本人が記事の中で言っているのだ。
この見出しを見てしまって、やっぱり書こうということになった。

10数年前、よく喫茶店に入り浸って週刊誌やマンガ・新聞などを読みふけっていた時期がある。
そのとき週刊文春の「阿川佐和子のこの人に会いたい」という対談記事を目にしていた。
きちんと読んだ記憶はないのだが、見出しや阿川の写真を見るたび、ああ嫌なヤツだなと思った。
これが彼女を認識した最初だ。

2013年4月20日土曜日

山梨県・早川町 義務教育費全額無償化

新聞は必要な記事をスキャーナーでパソコンに取り込んだあとは処分している。
どういうわけか切り抜いたままでスキャンしていない去年の記事が出てきた。
そのなかに気に入ったものがあったので紹介する。

2012.7.1付の赤旗日曜版だ。

山梨・早川町 義務教育費全額無償化
修学旅行も対象

 「子育て世代を応援しよう」。そんな町民の思いが義務教育の全額無償化という実を結びました。南アルプスの麓、厳しくも豊かな自然が広がる山梨県巨摩郡早川町。人口1200人余の小さな町の画期的なとりくみです。 本吉真希記者

 「家計を預かる親としてうれしいです」。そう語るのは鞍打佳子さん(49)。早川町に移り住んで16年。夫・大輔さん(38)と小学3年、5年、中学1年の娘たちとにぎやかな5人家族です。

2013年4月18日木曜日

広島市 高齢者に冷たい仕打ち

広島市の広報2013.4.15付 レイアウトは変えた
広島市では65才以上の高齢者が市のスポーツ・文化施設を利用するときにはその利用料は無料であった。
それを今年の7月から有料にするという。

右の市の広報「市民と市政」には次のような記事が載っている。

――ここから引用

 市は、世代間の負担の公平化を図るため、スポーツ施設や文化施設などの公共施設利用料金の高齢者減免制度を見直します。これにより、7月1日から高齢者にも子ども料金と同額を負担していただきます。

2013年4月17日水曜日

党首討論 選挙制度についての海江田の大ボケぶり

赤旗日曜版4.14付
先ほどのNHK7時のニュースで党首討論のようすがほんのわずか流れた。
そこで民主党の海江田がバカなことを言っていた。

安倍は憲法違反を脱するために衆議院の小選挙区を「0増5減」しなければいけないといい、海江田はそれをしても解決にはならない、比例区の議員定数を削減しなければならないという。

まあ「0増5減」は弥縫策(今回よく聞いた単語で「一時のがれにとりつくろって間に合わせるための方策」という意味)でまるっきりなっていないのだが、それ以上に海江田の話はバカげている。

ベネズエラ大統領選 チャベスの後継当選

ベネズエラのチャベス大統領が死去したため、その後継を心配していたが、与党のマドゥロが当選しホッとした。
しかし、野党候補との得票差はわずか1.79%。
反動勢力の追い上げがすさまじかったことを思わせる。

「アベノミクス」の正体は「五本の毒矢」 志位和夫

赤旗日曜版2013.4.14付
アベノミクスとやらで円安・株高が続いている。
NHKのニュースでも、株が上がって喜んでいる庶民の姿がよく撮される。
私など株とはまったく無縁。
たぶん死ぬまで無縁。

NHKのニュースに出てくる庶民もたいして金持ちのような気がしない。
おそらく退職金の一部で株を買ったのだろう。

株でもうけた富裕層に高級品の購買欲が生まれたとかで、一部デパートなどの売り上げが上がっているという。

アベノミクスで沸いている報道がどうしても別の世界でのことにしか感じられない。

2013年4月13日土曜日

日本の異常 大学の教育費・奨学金

地震大国なのに原発大国、農地があるのに40%を切る食糧自給率、サービス残業などの奴隷労働、国民よりもアメリカを思いやる政府

日本には世界と見比べてみて異常な点が多々ある。

子どもを持つ家庭では異常に高い教育費が切実な問題になっている。

(私も昨年9月に 国際人権A規約 「無償教育の漸進的導入」留保を撤回 というブログを書いた)

ついに我が子(中3生)も塾へ通うことになった。
週2回、1回80分、個別指導で月謝は3万円少し。
目が飛び出そうなぐらい高い。

2013年3月21日木曜日

Nexus7とペアレンタルコントロール

3月のはじめに、私が5年以上契約を続けている光回線のメガエッグから電話があった。
今から3年継続契約でグーグルのタブレットNexus7をプレゼントするという。
5年契約ならWindows8のノートパソコンだ。

台数限定だからはやく返事をしないとこのサービスは終わるといってあせらせる。
メールが届いているはずだというから、メールボックスを開いて確かめるがそんなものはない。
メガエッグに何も不満はないからこれからもずっと続けていくつもり。
そしてタブレットもノートパソコンもどちらもほしい。

2013年3月14日木曜日

フォークランドの住民意識とイギリスの強欲

領土問題というのは本当にたいへんだ。
竹島と尖閣諸島はいったいどうなるのだろうかと思う。

ところで、日本に一番近い国といえばロシアだということは常識なのだろうか。


2013年3月11日月曜日

靖国派主導の教育再生実行会議が道徳を語るおぞましさ

政府の教育再生実行会議というところがいじめ問題への提言をまとめ、2/26安倍首相に提出した。

この教育再生実行会議というのは今年1月にできたもので、安倍首相の諮問会議である。
いっけん新しい組織に見えるが、何のことはない、第1次安倍政権のときに発足した教育再生会議の復活にすぎない。

つまり、安倍は自分の政治的野望の一つとして「教育再生」に強いこだわりがあるのだ。

2013年3月8日金曜日

福島第1原発 増え続ける汚染水

私が若かりし頃、日本で原発の建設が始まった。
その当初から「トイレなきマンション」は原発反対の最も象徴的な言葉だった。
50代後半以降の人ならほとんどが知っていると思う。

「トイレなきマンション」は使用済み核燃料を処理する技術がないことをいっている。
したがって原発を稼働する限り汚物(使用済み核燃料)がたまり続ける。

今福島第1原発のようすを見る限り、ちょっと違った意味で「トイレなきマンション」の様相を見せている。
汚染水の問題だ。

2013年3月7日木曜日

兵庫県小野市 恥知らずな生活保護「監視」条例案

赤旗3/2付では

「兵庫県小野市(蓬莱務市長)は、生活保護世帯や児童扶養手当を受けている1人親家庭が、『不正に受給していないか』『ギャンブルでお金を使いすぎていないか』、市民に通報させる「監視条例」案を市議会に上程しました。『市民を犯罪者扱いする条例』『怖いまちや』と批判の声が上がっています」

という記事が載った(末尾にテキスト引用)

保護費の使い方に干渉、通報を市民の責務、警察OBを使って調査と、本当におぞましい案だ。
次のような市民の声が紹介されている。

チャベス大統領死去 心から哀悼

3/5、ベネズエラのチャベス大統領が死去した。
中南米の希望の星(私にとっても)、また社会主義の一つの理想的な形態を追求してきた偉大なリーダーとしての彼に心から哀悼の意を表する。

今回はこの件に関する赤旗特集で、以下すべて本日(3/7)付から引用だ。

2013年3月4日月曜日

原発と活断層 日米のちょっとした大きなちがい

3.11の福島原発事故の反省から生まれた原子力規制委員会。
昨年の9月に発足して以来、その人事の国会同意をめぐって論議を呼んでいる。

が、最初の仕事であった原発の敷地内を走る断層調査では、原発推進勢力にとっては厳しい結論を出し、がんばっているなという印象を受けた。

ところが、新しい安全基準を作成する段になって、どうかと思われるような案が出てきたり、不祥事があったりしてその評価は一定しないように思える。

原発と活断層については、先日録画しておいた日本テレビのNNNドキュメント「活断層と原発、そして廃炉 アメリカ、ドイツ、日本の選択」(2013.1.27放送、リンクは動画)を興味深く観た。

2013年3月2日土曜日

TPPよりASEAN提唱のRCEP(アールセップ)に加盟を

TPP(環太平洋連携協定)は Trans-Pacific Partnership の略だ。
昔は環太平洋といえば Pan Pacific(パンパシフィック)といっていた。
PPPの方がわかりやすいし覚えやすいのに。

Trans というのは研究社の新英和中辞典によると「~の向こう側の, 他の側へ, 越えて, 超越して, 横切って, 貫いて, 通って, 完全に, 別の状態へ」という意味だ。
つまり、Trans-Pacific とは、太平洋をはさんであっちとこっちといった意味かな。
そういえば、カルト宗教者や超能力者があっちの世界に行くことをトランス状態に入ったとかいったりするな。

2013年2月28日木曜日

安倍首相も窮したか TPP断固反対自民党ポスター

赤旗2013.2.28付
安倍首相は今週早々にもTPP交渉参加を表明するのではとおそれていたが、今日の所信表明演説でもそれはなかった。
自民党内の反対勢力に配慮しているのかも知れないが、世論の動向も気になるのだろう。

なんと言ってもオバマ大統領との茶番があまりに露骨すぎた。
それに総選挙時の自民党の「TPP断固反対」ポスターだ。
このポスターは山形県米沢市で張り出されていたもので、共産党の井上哲士議員が昨日(2/27)の参院予算委員会で示したものだ。

2013年2月26日火曜日

おはようニュース問答 物価上昇で暮らしは良くなるの?

2/9に「アベノミクスの正体と共産党の提言は子どもでもわかる」と書いたが、そんなにわかりやすい文章ではないと反省している。
と思っていたら、今日の赤旗「おはよう ニュース問答」に、まさに子どもでもわかる記事が載っていた。
赤旗2013.2.26付 本文は下記
陽子 安倍晋三首相は物価を上げるっていうけれど私はいやよ。
のぼる お父さんの給料が上がらないのに物価が上がったら困るもんね。

2013年2月24日日曜日

TPP交渉参加 右翼のくせにアメリカ命の安倍首相

安倍首相は総選挙では「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、交渉参加に反対する」と公約し、今国会では同じ発言をくり返し、訪米前には、オバマとの会談で聖域なき関税撤廃が前提ではないとの感触を得られるかどうかだと言い、会談後にはその感触が得られたと言ってTPP交渉参加に踏み出そうとしている。

こういうのを茶番というのだろうが、それではすまされないたいへんな事態だ。
宮武嶺は安倍がアメリカで記者会見をした直後、ブログに

安倍首相がオバマ大統領にTPP交渉参加を約束し、国民皆保険・解雇規制など国民を守る制度を米国に売り渡す

を書いている。

自民党が総選挙でTPPについて公約したのは次の6項目だ。

2013年2月23日土曜日

オリンピック 除外するならボクシングを

赤旗2013.2.18付
レスリングがオリンピックの除外種目になり、驚いている。
報道のしかたがおかしいので、ちょっと混乱もしている。
IOC委員に対する買収疑惑も当然もっている。
レスリングはIOC委員の投票の結果、除外候補ではなく除外されることに決まったのではないか。
しかし、追加競技の候補になったので、復活することもありえる。
そのように理解していいのだろうか。

投票により除外されることになった競技は自動的に追加競技の候補になるのだろうか。
それとも世論の抗議に押されてIOCが追加競技に含めたのだろうか。
それでレスリングが復活したら、追加を願っていた他の競技が気の毒ではないか。
わからないことが多い。

2013年2月18日月曜日

アフガニスタン人の命のおもさ

アフガニスタンの民間人がアメリカを中心とした外国軍によって無法に殺されている。
赤旗2013.2.15付 レイアウトは変えた
赤旗のこの記事はこれがすべてだ。
実に素っ気ない。

何の罪もない人間が、外国軍の空爆によって殺される。
これが先進国で起こったら世界中を駆けめぐる大ニュースだろう。
事件の内容がくわしくわからないから、外国の通信社からの配信だけを頼りに記事にするのだろう。
そういうことを差し引いても、アフガン人の命のなんと軽いことか。

2013年2月17日日曜日

日本国が「死の商人」になっていいのか

シリアの紛争がなかなか収束しない。
赤旗2013.2.14付 レイアウトは変える
アサド大統領はテロリストと戦っているといっているが、反体制派武装勢力はもともとはシリアの民間人だ。
アサドは国民を殺しまくっている。
すべての責任はアサド一人にある。

カダフィ大佐同様、アサドの末路も目に見えるようだが、そのためにあと何人死ななければいけないのだろう。

2013年2月15日金曜日

NHKは北朝鮮のロケット発射を「事実上のミサイル発射」とくどいほどくり返す

北朝鮮が3回目の核実験を強行した。
21世紀のこの世界で、なぜこのような国が存在できているのか不思議でしようがない。

核実験については地球上から核兵器をなくすという人類の悲願に挑戦しているわけで、ゆるすことはできない。
もちろんアメリカのオバマ政権のもとでくり返される臨界内核実験もどうようだ。

ここでは核実験ではなく、昨年末に行われた北朝鮮のロケット発射の話題だ。
書こう書こうと思いながら今日まできてしまった。

昨年の4月に行われたロケット発射でもそうだったが、NHKはこのニュースを伝えるとき必ず「事実上のミサイル発射」という表現をした。
それはくどいほどで、なぜそこまでいうかとあきれるほどだった。

その背景には日本政府が「事実上のミサイル」と断定したからであり、政府の広報機関たるNHKとしては当然のことだったのだろう。

2013年2月14日木曜日

柔道 「指導という名の虐待」 小林夫妻の訴え

赤旗では少し前から「スポーツ 体罰 暴力を問う」というシリーズをはじめている。
今日(2/14)は第5回だが、全国柔道事故被害者の会の小林夫妻の訴えが胸を打つ。

以下、その赤旗記事からの引用。

柔道事故に見る 指導という名の虐待

 「早くしろ」

 柔道場に顧問の怒声が響きました。

 顧問と乱取りをしていた横浜市立奈良中学校の小林くん(当時、中3)は次の瞬間、その場にしゃがみ込むように崩れ落ちました。口は、けいれんし、指をもがくように動かし、まもなく目を閉じました。2004年12月、クリスマスイブの午後の出来事でした。

予算委員会 石原慎太郎の相も変わらずの傲慢さ

一昨日(2/12)、用があって妻の実家へいった。
そこでたまたま衆議院の予算委員会でテレビに映っている石原慎太郎の姿を見てしまった。
赤旗2013.2.14付
いきなり、「三木武夫という馬鹿な総理大臣がいた」というところが目に入った。

2013年2月13日水曜日

クローズアップ現代「“体罰”なぜ繰り返されるのか」に登場した現役教師たち

昨日(2/12)のクローズアップ現代は「“体罰”なぜ繰り返されるのか」だった。

最初に出てきた2人の現役教師のインタビューに暗澹たる思いになる。
「体罰はいけません」とはっきりいわないのだ。
終わりの方で出てきた数人の教師も同じこと。

どこまで容認できるのだろうかとか、指導できなくなるとか、保護者が望んでいるとか、すべてが困惑・戸惑いを述べる教師たちばかりだ。
これでは全国の教師たちへの偏見をつくってしまう。

日本全国にいる小中高の教師たちの多数は体罰反対だと思う。
体罰を指導だと勘違いしている教師は少数派ではないだろうか。

その一部の体罰教師たちもここ一連の事件や報道の中で、戸惑いながらも考えを改めようとしていると信じる。

2013年2月9日土曜日

う~ん AKB48 やはり痛ましい

今日(2/9)の赤旗1面コラムはちょっと異色だった。
赤旗2013.2.9付 レイアウトは変えた
紅白歌合戦に見る男尊女卑」で「金もうけのために消耗品扱いされているようで痛ましい」と書いたのだが、潮流子も同感だったみたいだ。

アベノミクスの正体と共産党の提言は子どもでもわかる

アベノミクスというのがもてはやされている(?)。
デフレ脱却のためにむりやり物価を2%上昇させるという。
私などまったく理解できない。
物価が上がることを喜ぶ庶民がいるのだろうか。

物価が上がるのを喜ぶのは企業だ。
同じ量が売れた場合、価格が高いほど利益が上がるのはあたりまえだ。
しかし、国民というのは全員が消費者であり、どう考えても納得がいかない。

国会の論戦を見ていると、安倍首相は次のようにいっている。

「将来への確かな期待を持てるような成長戦略により企業の収益を向上させ、それを雇用の拡大や賃金の上昇につなげていきたい」
(2013.1.31 衆院本会議代表質問 志位委員長への国会答弁)

これはかつて聞いたトリクルダウンというやつだ。
企業が繁栄すればそのおこぼれがしたたり落ちて庶民もうるおうと。
事実高度経済成長時代の日本はそうだった。
企業がどんどん成長し、物価が上がり続け、そして給料も上がり続けた。
そして日本は豊かになった。

今はどうか。
赤旗2013.1.18付

2013年2月6日水曜日

日本の森林と南方熊楠


NHK教育で続いていた「日本人は何を考えてきたのか」シリーズが終わった。
録画しているものをときどき観ている。
先日は「第3回 森と水に生きる 田中正造と南方熊楠」を観た。

田中正造と南方熊楠については、それなりの知識があったので、復習って感じで観ていた。
後半の南方熊楠の編で、彼が人生後半に取り組んだ神社合祀反対運動を紹介している場面の次の画面に釘づけになった。

NHK教育テレビから 和歌山県日高川町大山

画面中央から左にかけてこんもりとした森がある。
これが鎮守の森だ。

2013年2月5日火曜日

桑田真澄「駄目なものは駄目で論理はいらない」

桜宮高校体罰自殺事件と女子柔道監督園田事件とで体罰についての意見がかまびすしい(私もその一人かな)。
ニュースなどで有識者の発言やスポーツ界のえらい人の言うことなどを聞いていて、いらいらしてしまう。
ほとんどが「体罰はいけないが、やむを得ないときもあるのでは」「私も受けてきたし…」「難しい問題ですね」「ルールを作るべきでしょう」などといったいいかげんなものばかり。
前日のサンデーモーニングでも全員のコメンテーターが同じようなことをいっていた。

今ネットを見ていたら、毎日新聞の鳥越俊太郎の記事が目に入った。
記事は橋下市長を批判するものだが、私がいらつくのはその中ほどで彼が次のように述べていることだ。

 さて、今回の桜宮高校の入試中止事件。きっかけとなったバスケットボール部顧問による自殺した主将生徒への激しい体罰は、報道で見る限り、これは体罰の域を超え暴力行為ですね。
 体罰については指導のあり方の問題としてきっちりと議論をし、改善すべきところは改めなければなりません。

柔道界の暴力 「日本の誇りある伝統武道」の実態

女子柔道代表監督園田隆二の暴力(体罰?)がセンセーショナルに報道された。
1/21の赤旗では和泉民郎という人が囲み記事の中で次のように言っている(抜粋)。

 残念ながら柔道界の指導者による体罰や暴力は、日常茶飯事といっていい状況です。
 ある女子のメダリストはこう話していたことがあります。子ども時代からの厳しい練習と体罰で、「柔道をやめたいと思ったのは、1度や2度ではなかった」と。

 北京五輪金メダリストの石井慧選手が、ある大会後、当時の全日本監督から平手で殴られる場面が、テレビで流されたこともありました。
 2009年までの27年間で110人もの子どもが命を落としている、異常に多い柔道事故のうち、しごきや体罰、暴力と結びついたものも少なくないとの報告があります。

その記事のとなりにはバルセロナ五輪金メダリストのコメント。

2013年2月4日月曜日

「額に汗して…」を安倍首相がいえるのか

1/28、安倍首相の所信表明演説が国会で行われた。
共産党の志位委員長は記者会見で感想を問われ次のように述べた。

「これだけの経済危機をつくり出し、外交危機をつくり出したことの根本責任は、歴代自民党政権にあります。それに対する自覚も、反省もないから、打開策が何も出てこない。本当に中身のない内容だったと思います」
「誇りと自信を持てと国民に説教するような内容です。国会議員になって20年ですが、このような空疎な演説を聞いたのは初めてです」

私は安倍演説の次の一節にかちんと来た。

「皆さん。今こそ、額に汗して働けば必ず報われ、未来に夢と希望を抱くことができる、真っ当な社会を築いていこうではありませんか」

さっそく赤旗に次のような一コマ漫画が載った。

2013年2月2日土曜日

生活保護費削減 政治は何のためにあるのか

生まれて初めてインフルエンザにかかった。
胸痛、高熱、頭痛の苦しみは3日ですんだが、咳・痰がなかなかおさまらず、何かをしようとする意欲のわかない日々が続いた。

政府は生活保護の扶助基準(おおざっぱにいえば医療費と家賃を除いた生活費)を下げるといい、来年度予算もそのように編成したらしい。
生きる意欲がなくなるような話だ。

基準引き下げの根拠は厚生労働省社会保障審議会(社保審)の生活保護基準部会が1/18に出した報告書(リンクはPDF)だ。
その報告書に基づいた厚労省の試算が下表。
赤旗日曜版2013.1.27付

2013年1月21日月曜日

続・安倍首相がさっそく「河野談話」見直し発言

前回はちょっと中途半端で終わってしまった。
もう少し事実や経過を整理してみたい。

そもそも今回話題になった見直し発言の出発点は昨年12/31付の産経新聞だったみたいだ。
赤旗2013.1.5付 レイアウトは変えた
「村山談話」と一体になっているが、ここでは「河野談話」に重点を置いて考える。

2013年1月18日金曜日

公共交通 大阪市とタリン(エストニア)

昨年末の赤旗に次のような記事が載っていた。
赤旗2012.12.29付 レイアウトは変えた
ベルギーのハッセルトやフランスのシャトルーなどではすでに無料だとある。
なんてすばらしいんだろうと思う。

2013年1月17日木曜日

安倍首相がさっそく「河野談話」見直し発言

10日近くたまった新聞(赤旗)のせいで、当日の新聞をその日に読めるようになるまで2週間ぐらいかかってしまった。

安倍第2次内閣がその悪政を着々と進めようとしている。
前回の反省どころか、今度こそ「戦後レジームからの脱却」を成し遂げるぞ、「美しい日本」を取り戻すぞ、という根性は見上げたものである。

この年始の安倍内閣に関する赤旗報道を見ていて、特に目についたのが従軍慰安婦に関しての「河野談話」見直し問題だ。
「戦後レジームからの脱却」といい「美しい日本」といっても、けっきょく王政復古であり、大日本帝国万歳なのだから、安倍にとって「河野談話」見直しは必然のこと。

河野談話とは次のようなものだった。

2013年1月16日水曜日

大相撲は嫌いだが日馬富士は応援している

大相撲の初場所が始まっている。
大相撲は嫌いだが、日馬富士だけ応援している。

まずなぜ大相撲が嫌いなのかだが。

20年ぐらい前になるだろうか、
週刊ポストだったと思うが、大相撲の八百長特集を執念深くやっていた。
週刊誌の常で、誤報や捏造、意図的な過大表現などもたくさんあっただろう。
そういうものを差し引いても大相撲に対する嫌悪感が私のうちに醸成されてしまった。

さらに、断続的に報道される相撲部屋の封建的で陰湿な体質。
今話題になっているスポーツにおける体罰なども大相撲では目に余る。
師匠による弟子の殺人事件まで起こしている。

てなわけで、大相撲はプロレスと同じでスポーツとはいえないとさえ思っている。
少なくとも赤旗ではスポーツ面に載せないでほしい。

2013年1月14日月曜日

冬の探鳥会

地域の公民館主催の探鳥会が1/12(土)にあった。
この公民館の探鳥会は昨年の6/6(雨で座学だった)以来だ。
私的な探鳥会には何度か参加したことがあるが、このような組織だったものに参加するのは初めてだ。

ウミアイサ(カモ目カモ科アイサ属)

集合場所に行く途中、水に潜っている鳥を見つけた。
カワウにしては小さいし色もちがうので、カモかなと思っていた。
そのとき液晶で確認していればカモでないことは明らかだったが。

ウミアイサ(メス) 2013.1.12撮影 以下すべて同じ日

2013年1月13日日曜日

大阪市の体罰自殺事件で思うこと

大阪市の体罰自殺事件が話題になっている。

ニュースで、同じように体罰で子どもを亡くした方がインタビューで次のようにこたえていた。

「体罰でスポーツがうまくなったり、勉強ができるようになればいいのですが、そうならなくて死んでしまう子どもがいる。そのことを知ってほしい」

元プロ野球の桑田真澄の発言。

「体罰で野球はうまくならない。自分も中学校の時体罰を受けてきたが、そのときは野球はうまくならなかった」

1/11付の赤旗で尾木直樹の発言。

「体罰は教育と相いれない。…教育効果がないことははっきりしています。教育とは無縁の体罰は決して、許されてはいけません」

同じ赤旗の紙面で、編集局のスポーツ部長という人の発言。

2013年1月11日金曜日

花の幸せ

NHK・BSプレミアムで放送する映画の録画が30本ぐらいたまっている。
先入観や偏見を持たずにいろんな映画を見てみようと思っているので、放送日順に観ている。
今日は去年の11/17に放送された日本映画「恋空」を観た。

最初から最後まで甘ったるいシーンとくさいセリフとで埋め尽くされていた。
よくぞ耐えて最後まで観たと自分をほめてやりたい。

ただ最後の一カ所、携帯の動画で生中継しながら病院へ走るシーンは斬新でおもしろかった。

今日のテーマは映画の批評ではない。
映画の前半で、男が女の誕生日に花壇の花を抜いて渡すシーンがあった。
女はこのとき「かわいそう」と言った。
花がかわいそうという意味だ。
ここで私の心がビビーンと来た。

2013年1月9日水曜日

最初から最後までわけがわからない「未来の党」

日本未来の党はできたときからよくわからない党だった。
嘉田由紀子については最初に滋賀県知事になったときに大きく報道されていたようだがよく覚えていない。
大飯原発の再稼働のときに反対の立場でがんばっていたことぐらいしか印象になかった。

その嘉田氏がいきなり新党を作って県知事のまま党首になった。
できたばかりの党なのにマスコミの扱いは大きかった。

すぐに小沢率いる「国民の生活が第一」という変な名前の党が合流。
「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」という「国民の生活が第一」など比べものにならないほどへんちくりんな党名の党も合流。

頭は嘉田、体は小沢という感じ。
けっきょく小沢の傀儡かなと思ったが、友人は脱原発や超保守に対する嘉田と小沢の共闘だといった。

2013年1月7日月曜日

駅ホームの黄色い線

昨年末、久しぶりにJRの駅ホームに立った。
列車がやってくると次のようなアナウンスがある。

「列車がホームに入ります。黄色い線まで下がってお待ちください」

または「黄色い線の内側まで下がって…」

このアナウンスはずっと以前から気になっていたのだが、今でも変わりなく行われていたことを確認した。

この黄色い線はJRのアナウンスを聞く限り安全と危険との境界線になっている。
しかし、誰でも知っていることだと思うが、この黄色い線は乗客の安全のために引かれているのではない。
盲人用の点字ブロックなのだ。

2013年1月5日土曜日

NHK紅白歌合戦にみる男尊女卑

12/24から9日間家を空けていた。
妻が南イタリアへ連れて行ってくれた。

元旦の夕方帰宅し、荷物の整理やら年始やら年賀状やらなんやかやでもう今年も5日が過ぎる。
たまった新聞はやっと12/29付まで目を通した。
日本の情勢にまだ追いつけない。

元旦の夕方帰宅してまず何をしたかというと、録画していたNHKの紅白歌合戦を観た。
まあ妻がそうしたわけだが、私も荷物を整理しながら、12/24付の新聞を見ながら、横目でチラホラ見ていたわけだ。

毎年そうだが、この番組で初めて見聞きする歌手の多いこと。
15組ぐらいはいる。