赤旗2013.2.18付 |
報道のしかたがおかしいので、ちょっと混乱もしている。
IOC委員に対する買収疑惑も当然もっている。
レスリングはIOC委員の投票の結果、除外候補ではなく除外されることに決まったのではないか。
しかし、追加競技の候補になったので、復活することもありえる。
そのように理解していいのだろうか。
投票により除外されることになった競技は自動的に追加競技の候補になるのだろうか。
それとも世論の抗議に押されてIOCが追加競技に含めたのだろうか。
それでレスリングが復活したら、追加を願っていた他の競技が気の毒ではないか。
わからないことが多い。
私はオリンピックの競技種目を減らすのがいいのかどうかについては関心がない。
しかし、減らすとするならば第一にボクシングをなくしてほしい。
ボクシングには他のすべての競技にはない特異性がある。
それは相手に肉体的ダメージを与えることを目的とすることだ。
他の格闘技やフェンシングは一本やポイント制であったりして、相手を痛めつけるものではない。
まして立ち上がれないほど(ボクシングはそれが目的)。
柔道など一本を取られるようなきれいな技をかけられたとき、かえって気持ちがいいでのはないかとさえ思える。
ここまで書いてきて、テコンドーについて自分がほとんど理解していないことに気づいた。
調べてみると、かなりボクシングに近いものがある。
柔道も関節技や絞め技など危険なものがある。
このようなものはできるだけ排除した方がいいのではないだろうか。
したがって、ボクシングの次にテコンドー、そして柔道が除外候補だ。
柔道は関節技と絞め技をなくせばいいと思う。
別な観点から特異性があると思わるのが馬術だ。
すべての競技は人間の能力を発揮するもので、それを助ける道具、つまりユニフォームや靴や水着、ラケットなどの効果に差があるようでは問題だ。
したがって、かなり厳格な規格があるはず。
400mのピストリウスの義足をどう考えるかは解けない問題だ。
馬術の馬はどうだろう。
そもそも人間の競技なのか馬の競技なのかはっきりしない。
当事者は人馬一体というだろう。
このような競技は馬術以外にないのではないだろうか。
だから馬術はオリンピックからなくした方がいいといっているのではない。
◆南イタリアシリーズ⑰ コデマリ(バラ科シモツケ属) ◆
コデマリ? 2012.12.30撮影 アグリジェント |
柔道から関節と締めをなくしたら魅力がなくなります。
返信削除個人的には立ち関節も足取りも解禁して欲しいです。