2013年5月17日金曜日

「母さん助けて詐欺」とアポロ11号

赤旗2013.5.13付
「振り込め詐欺」に代わる新名称が「母さん助けて詐欺」に決まった。
なんだこれは!?

決定に先立つこと何日前だったか、テレビで警視庁が「振り込め詐欺」の新名称を一般から募集しているというニュースが流れた。
それは警視庁の仕事なのか? 他にすることはないのか、と不審に思った。

で、決定したのがこの名称。

詐欺にあうのは母さんだけなのか、「じいさん助けて詐欺」ではいけないのか、ママと呼んでいる家庭は困るのではないか、などとどうでもいいことをつい考えてしまう。

警察も一般人もこれから「母さん助けて詐欺」という言葉を会話の中で使っていくのだろうか。


▶「母さん助けて詐欺」には気をつけようね。
▶「母さん助けて詐欺」の被害がいっこうに減りません。
▶世の中には「母さん助けて詐欺」みたいな悪いことをする人がいるんだね。
▶おまえを「母さん助けて詐欺」の容疑で逮捕する。


ワレンチナ・テレシコワ
この新名称を聞いていて、アポロ11号のことを思い出した。

世界で初めて大気圏を飛び出したガガーリンは「地球は青かった」と言った。
女性としては世界で初めて大気圏を飛び出したテレシコワは「私はカモメ」と言った。
歴史に残る言葉となった。

アポロ11号は有人で月面着陸という人類はじまって以来の快挙をなしとげた。
船長アームストロングは月面に第一歩を踏み出したとき何というのだろう。

当時高校生であった私はテレビに釘づけになっていた。
そして流れてきた言葉は、

「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」

なんだこれはと、子どもながらがっかりしたことを思い出す。

ニール・アームストロング
ところで今アームストロングでグーグル検索したところ、「アポロ11号のアームストロング船長、『名言』を事前に準備か」という記事を目にした。
今頃何言ってんのと思ってしまう。
40数年前、私のような子どもでさえテレビの生中継で彼の言葉を聞いた瞬間、つくられた言葉であることを疑わなかった。

「母さん助けて詐欺」とこのアームストロングの言葉がなぜ結びつくのか。

どちらもとってつけたような言葉であり、不自然であり、違和感をもってしまうのだ。

とはいえ、この警視庁のキャンペーンによって、いっこうに減らない「振り込め詐欺」「オレオレ詐欺」の被害を少しでもおさえることができるのであれば、めでたいことなのだろう。

なお、「私はカモメ」にしても「地球は青かった」にしても、Wikipediaには私の知らなかった知見が書かれてあり、驚いてしまう。


◆ ムラサキカタバミ(カタバミ科カタバミ属) ◆
ムラサキカタバミ 2013.4.19撮影
ムラサキカタバミは昨年2回もブログに載せている。栽培しているものと野生化しているものが半々といった感じで繁殖している。Wikipediaを見ると、環境省により要注意外来生物に指定されているとあるが、花に罪はない。

 訂正 2020.9.30  ごく最近、イモカタバミという種があることを知った。雄しべの葯が白いのがムラサキカタバミで、黄色いのがイモカタバミらしい。したがってこの写真の花はイモカタバミということになる。このようなことを大好きなカタバミなのに今まで知らなかったことが情けない。

ムラサキカタバミ 2018.4.19撮影
こちらが本当のムラサキカタバミ。黄色の花が3輪見えるが、これはふつうのカタバミ。

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