2013年3月14日木曜日

フォークランドの住民意識とイギリスの強欲

領土問題というのは本当にたいへんだ。
竹島と尖閣諸島はいったいどうなるのだろうかと思う。

ところで、日本に一番近い国といえばロシアだということは常識なのだろうか。


地図を見ると、クナシリは知床半島と根室半島を結ぶ線より日本側に入り込んでいる。
日本の中にロシアがある。
もちろんクナシリは日本の領土だという観点からすればこんなことはいえない。

地理的な位置のみで領土問題を見てみる。

竹島も尖閣諸島もそれぞれの国の中間ぐらいに位置して、領土問題が起こるのもある意味うなづける。

中国が領有権を主張している南シナ海の島々はどうだろう。


東沙諸島は中国と台湾、フィリピンの間にある。
西沙諸島と中沙諸島は中国とフィリピン、ベトナムだ。
そして南沙諸島はベトナムとフィリピン、マレーシアだろう。

しかし、中国は南沙諸島まで領有権を主張してゆずらない。
なんて強欲なんだろうと思う。

昨年、フォークランド諸島をめぐってアルゼンチンとイギリスの争いが再燃した。
そのとき思ったことは、なんとイギリスという国は中国以上に強欲だなということ。
両国とフォークランドとの位置を見ると、どう考えたってイギリスは無茶苦茶だ。
フェルナンデスがんばれよと応援していた。


などと思っていたら、昨日の赤旗に次のような短信(右側)が載った。
フォークランド諸島の住民投票で99.8%がイギリス帰属を支持している。
うかつにも住民の意識などと考えたことがなかったので、この報道にびっくりしてしまった。

ちょっと調べてみようかなと思っていたところ、今日の赤旗には続報(左側)が載っていた。

朝日新聞デジタルでは赤旗より少しくわしく次のように書いてある。

 フォークランド諸島は約1万4千キロ離れた英国が19世紀前半から実効支配しており、約3千人の住民の大半が英国系。今回の投票結果は、アルゼンチンによる領有権の主張を一蹴し、英領残留を望む島民の意思を世界にアピールする狙いがある。 

まあそういうことだろうと思っていた。

くわしいことを勉強していないので直感でいわせてもらうと、やはりイギリスは強欲で独善。
フェルナンデス負けるな!

*地名(名称)はこだわらずに一般的な名称を使った。こだわりは当然あるが。


◆ ハナニラ(ヒガンバナ科ハナニラ属) ◆
ハナニラ 2013.3.8撮影
数年前から気になっていた花。川土手に咲いている。野草図鑑では見たことがなく、園芸種だろうなと思っていた。それにしても野生化しているみたいだし、今回調べてみてハナニラだとわかった。明治時代に観賞用(園芸)として入ってきて、今は野生化したそうだ。Wikipediaには「葉にはニラやネギのような匂いがあり、このことからハナニラの名がある。野菜のニラとは同じ科の植物であるが、属が違うのであまり近縁とは言えない」とある。

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