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2022年2月5日土曜日

岸田首相の公約「新自由主義からの転換」は何だったのか

岸田文雄 2021.9.3

自民党の総裁選からはや4カ月。

政権党とはいえ、そしてその総裁が自動的に日本の総理大臣になるしくみとはいえ、あくまで一政党の党首選である。

それが電波ジャックともいえるような状況で毎日毎日総裁選を垂れ流すテレビ報道の中で、最も注目を引いたのが岸田の「新自由主義からの転換」発言だった。

2年前に拙ブログ「『自助・共助・公助』と言い続ける管首相の無知蒙昧」で、世界は新自由主義からの転換をめざしているのに、相変わらず管首相は「自助・共助・公助、そして絆」などとトンチンカンなことを言っていると書いた。

しかし、ここにきてついに日本でも「新自由主義からの転換」と言い出す党首候補(実質首相候補)が現れた!?

本当かいな、とにわかには信じがたかった。

2021年12月23日木曜日

税金1億700万円を使って真相を隠さなければならなかった森友事件のそもそも

12月15日、財務省の公文書改竄問題で自死した赤木俊夫さんの妻・雅子さんが国などに損害賠償を求めた裁判、それがいきなり強制終了した。
国が原告の請求をすべて認めて請求額の1億700万円全額を支払うと決めたからだ。

認諾」というらしい。
赤旗 2021.12.16付
これ以上裁判が進むと責任の所在が安倍に及ぶと国が判断し、それを回避するためには原告の請求を100%認め、税金で1億700万円支払うこともいとわない。
ということだろう。

2021年3月3日水曜日

ニワトリの幸せ

赤旗 2020.11.6付
昨年の11月6日に右のような小さな赤旗記事を目にして目をむいた。 

ミンク1500万匹殺処分!

1500匹ではない。
1500万匹!

途方もない数だ。
ちなみにデンマークの人口は580万人だ。

NationalGeographicから
さらに、野生にしても飼育にしても、毛皮のために動物を殺すなどという野蛮なことは20世紀の終盤にはとうに廃れたものだと思っていたものだから、それが、しかもデンマークという世界に名だたる福祉国家が世界最大の毛皮生産国だったということと合わせて驚いてしまった。

世界一幸福な国デンマークというのは、もちろんそこに住む国民の幸福のことだが、それにしてもミンクにとっては世界一不幸な国になっているのはどう考えるべきか。

2020年9月1日火曜日

安倍首相 連続在職日数歴代最長を達成した後辞任表明 その真意は

YAHOO!ニュースから
安倍首相が8月24日に連続在職日数歴代最長記録を達成した。
今さらながら、この日本の民度はどうなってるんだろうかと思う。

この日のNHK7時のニュースはアベノミクス、オリンピック招致で安倍を礼讃(しているような構成)。
やっぱりNHKの報道番組はアベチャンネルのままだ。

多くの知識人が安倍は戦後最悪の首相であり、その害悪ははかりしれないといっている。
私もそう思っているし、ブログでも安倍の悪口をいっぱい書いてきた。
その安倍政権が連続での歴代最長記録達成?!
*第1次政権と合わせての通算在任期間は憲政史上最長になっている。

2020年6月26日金曜日

「女帝 小池百合子」著者 石井妙子に聞く(赤旗)

前々回、「都知事選 小池百合子の正体」で赤旗のコラムを転載して石井妙子著の「女帝 小池百合子」を紹介したのだが、今日の赤旗にはその石井妙子へのインタビューまとめ記事が載った。
私はまだこの本を読んではいないが、赤旗のコラムや今回の記事でわかる「小池百合子の正体」は、今までの私自身が描いていたイメージとぴったり重なるから読むまでもないかなと思ったりもする。

問題は、この本を読んでいない、その存在すら知らない多くの都民だ。
赤旗読者は少数だろうし、「週刊金曜日」6.19号に掲載された「『女帝 小池百合子』が提示する学歴詐称の決定的な証拠」などもほとんど読まれていないだろうし、「東京都民はスキャンダルと虚飾にまみれた“女帝”をまた圧勝させるのだろうか」(前述の「週刊金曜日」記事の末文)。

2020年6月14日日曜日

都知事選 小池百合子の正体

18日告示の東京都知事選が近づいてきて、このタイミング(コロナとの関連)で小池百合子が再選めざして立候補を表明した。

小池百合子とはいったい何者ぞ。
今日の赤旗一面コラムは、限られたそのスペースの中でみごとに小池百合子の正体を暴いている。
赤旗 2020.6.14付 レイアウトは編集
最近の東京都知事といえば、石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一、小池百合子とろくでもないやつが都民の圧倒的支持を得て当選してきている。
今回もまたこれだけの正体が暴露されていながら、圧倒的多数の都民が小池百合子に投票するんだろうな。

2020年5月22日金曜日

黒川東京高検検事長、賭け麻雀で辞任 「鯛は頭から腐る」

赤旗 2020.5.22付 レイアウトと赤線は編集

黒川弘務東京高検検事長
人の一生の中でも一度あるかないかのパンデミックで世界中が苦しんでいるさなか、安倍政権は自己保身のために検察庁法改定案を今国会で採決可決しようとしていた。

安倍は国会などで「本法案により恣意的な人事が行われることは全くない」などと繰り返し言った。
そもそも事の発端である1月31日の閣議決定によって、黒川氏を恣意的な法の解釈変更により定年延長させておいて、どの口がそのようなことを言うか。

2020年3月21日土曜日

「本当に胸が痛みます」っておまえが言うか?

4日前、久しぶりにブログを更新した(検察官の定年延長 「国滅亡の兆し」)。
そのなかで「一官僚の命まで犠牲にして」と触れたが、その2日後の18日、自死した一官僚(公務員?)である赤木俊夫さんの妻が国と佐川宣寿・元財務省理財局長を相手に提訴した。
赤旗 2020.3.19付
衝撃的だったことは、提訴にあたって妻が公開した赤木俊夫さんが残した手記と遺書だ。
なぜ今まで公表しなかったのかはよくわからないが、このことによりいったんは逃げ切ったかに思われた安倍が再び窮地におちいった。

2020年3月16日月曜日

検察官の定年延長 「国滅亡の兆し」

2020.2.23「サンデーモーニング」から
2月13日、衆院本会議で安倍の驚くべき答弁があった。

「検査官の勤務延長については、国家公務員法の規定が適用されると解釈することとした

法の解釈も自分で勝手に変えられるという独裁(「私が法だ」)そのものが堂々と国会のなかに現出した。
もちろん安倍は閣議を経てといっているのだが、それはいつもの茶番・でっち上げ閣議。

森友・加計問題をウソ・ごまかし、公文書改ざん・隠蔽などあらゆる手を使い、一官僚の命まで犠牲にして崖っぷちでなんとかこらえた安倍は、「桜を見る会」によって再び政治生命を絶たれようとしていた。

2020年1月12日日曜日

自民党・村上誠一郎「安倍政権は後世から史上最低の政権との烙印を押される」

「桜を見る会」の野党合同ヒアリングをほぼ毎回YouTubeで視聴している。
1月9日時点ですでに21回。
だいたい1時間前後で、ときには2時間近くになるときも。

立憲民主党の原口(国民民主党でした:訂正)、黒岩といった政治家を見直す一方、安倍への忖度からか、はたまた上司の命令か、知力を尽くして安倍を守るために滑稽な答弁を繰り返す課長クラスの官僚たちを複雑な思いで見ている。

常人であれば、誰だってここまで政治・行政・税金を私物化した安倍という男を許せないだろう。

ちまたでは、偽造ねつ造安倍晋三と言ってるそうな。

2019年11月11日月曜日

「桜を見る会」 これで安倍も終わり!?

安倍首相主催の「桜を見る会」なるものについては、9月26日の赤旗で「『桜を見る会』予算3倍に」という記事で初めて知ったのだが、10月13日の赤旗日曜版がスクープとして大特集をした。

安倍政権は、モリカケだけでも、いや、森友問題だけでも十分つぶれておかしくないし、安倍も政治生命が終わって当然のこと(なにしろ自分で議員をやめるといったのだから)なのに、いつまでも総理大臣に居座って国民を苦難に追いやるのみならず、国際社会においても日本の国益を損ない続けている。

しかし、この「桜を見る会」問題が明らかになった以上いくら何でも安倍はこれでおしまいだろうと思っていたところ、やっとテレビ中継ありの国会の場で共産党副委員長・田村智子が追及してくれた。



YouTubeは30分弱で長いものだが、十分見応えがあるので全部見てほしいが、時間がないという人のために、翌日掲載された赤旗の「論戦ハイライト」を転載しておく。

2019年9月16日月曜日

これほどの恥ずかしいみっともない総理大臣がかつていただろうか

反対討論をする萩生田光一
今年の6月、国会が閉会する日に衆議院本会議では安倍内閣不信任決議案が討議された。
与党自民党からの反対討論は萩生田光一が行ったが、その一部をNHKのニュースでみたとき、開いた口がふさがらなくなった。
それは次のようなものだった。

――以下引用(萩生田光一の反対討論の一部)

安倍総理の外交手腕は、例を挙げれば枚挙にいとまがございません。
米国が離脱を表明した後のTPPを立て直し、11カ国による交渉をまとめ上げたリーダーシップは、まさに世界から称賛をされています。
日米貿易交渉でも、交渉に入る前の昨年9月に共同声明を発出し、農林水産品については、過去の経済連携協定で約束したものが最大限であるとの結論を交渉入りの前に既にかち取っています。
自由で開かれたインド太平洋というビジョンは、今や、米国のトランプ大統領を始め、多くの首脳たちが引用するようになりました。
これだけ世界を動かした総理大臣が、かつていたでしょうか、皆さん。
今回のG20においても、自由で公正な貿易体制の強化、世界経済の持続的な成長、あるいは国際社会の結束とルールづくりに向けて、リーダーシップを力強く発揮していただき、世界の中心で光り輝く日本外交を展開していただきたいと思います。

引用ここまで――

2017年12月29日金曜日

安倍首相はやはりバカだった


以前「安倍晋三は本当にバカなのか」という投稿をしたが、9日前の次のような赤旗記事を目にして、こいつは本当にバカなんだなと思った。

赤旗2017.12.20付
「トランプ氏は大変信頼できる」と言い切る首脳は世界中で安倍ぐらいのものだろう。
アメリカ史上最悪の大統領といえるトランプを大変信頼できるとし、「半世紀を超える日米同盟の歴史において、首脳同士がここまで濃密に深い絆で結ばれたことはない」と誇るとは、もうあまりにバカすぎて言うべき言葉がない。

2014年9月15日月曜日

目くらまし安倍改造内閣 女性閣僚の正体

赤旗2014.9.4付
安倍改造内閣が9/3に発足した。
安倍首相は次のように言っている。

女性が輝く社会の実現も安倍内閣の大きなチャレンジであります。
「まず隗より始めよ」。
今回は、5人の女性に入閣していただきました。

この5人の女性起用が内閣支持率上昇に大きく寄与しているらしい。

9/8の朝日新聞には次のような見出しがある。

内閣支持率47%に上昇 本社世論調査 女性5閣僚 55%が評価

ちなみに「評価しない」は28%。

2013年2月24日日曜日

TPP交渉参加 右翼のくせにアメリカ命の安倍首相

安倍首相は総選挙では「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、交渉参加に反対する」と公約し、今国会では同じ発言をくり返し、訪米前には、オバマとの会談で聖域なき関税撤廃が前提ではないとの感触を得られるかどうかだと言い、会談後にはその感触が得られたと言ってTPP交渉参加に踏み出そうとしている。

こういうのを茶番というのだろうが、それではすまされないたいへんな事態だ。
宮武嶺は安倍がアメリカで記者会見をした直後、ブログに

安倍首相がオバマ大統領にTPP交渉参加を約束し、国民皆保険・解雇規制など国民を守る制度を米国に売り渡す

を書いている。

自民党が総選挙でTPPについて公約したのは次の6項目だ。

2013年2月14日木曜日

予算委員会 石原慎太郎の相も変わらずの傲慢さ

一昨日(2/12)、用があって妻の実家へいった。
そこでたまたま衆議院の予算委員会でテレビに映っている石原慎太郎の姿を見てしまった。
赤旗2013.2.14付
いきなり、「三木武夫という馬鹿な総理大臣がいた」というところが目に入った。

2013年2月4日月曜日

「額に汗して…」を安倍首相がいえるのか

1/28、安倍首相の所信表明演説が国会で行われた。
共産党の志位委員長は記者会見で感想を問われ次のように述べた。

「これだけの経済危機をつくり出し、外交危機をつくり出したことの根本責任は、歴代自民党政権にあります。それに対する自覚も、反省もないから、打開策が何も出てこない。本当に中身のない内容だったと思います」
「誇りと自信を持てと国民に説教するような内容です。国会議員になって20年ですが、このような空疎な演説を聞いたのは初めてです」

私は安倍演説の次の一節にかちんと来た。

「皆さん。今こそ、額に汗して働けば必ず報われ、未来に夢と希望を抱くことができる、真っ当な社会を築いていこうではありませんか」

さっそく赤旗に次のような一コマ漫画が載った。

2013年1月21日月曜日

続・安倍首相がさっそく「河野談話」見直し発言

前回はちょっと中途半端で終わってしまった。
もう少し事実や経過を整理してみたい。

そもそも今回話題になった見直し発言の出発点は昨年12/31付の産経新聞だったみたいだ。
赤旗2013.1.5付 レイアウトは変えた
「村山談話」と一体になっているが、ここでは「河野談話」に重点を置いて考える。

2013年1月17日木曜日

安倍首相がさっそく「河野談話」見直し発言

10日近くたまった新聞(赤旗)のせいで、当日の新聞をその日に読めるようになるまで2週間ぐらいかかってしまった。

安倍第2次内閣がその悪政を着々と進めようとしている。
前回の反省どころか、今度こそ「戦後レジームからの脱却」を成し遂げるぞ、「美しい日本」を取り戻すぞ、という根性は見上げたものである。

この年始の安倍内閣に関する赤旗報道を見ていて、特に目についたのが従軍慰安婦に関しての「河野談話」見直し問題だ。
「戦後レジームからの脱却」といい「美しい日本」といっても、けっきょく王政復古であり、大日本帝国万歳なのだから、安倍にとって「河野談話」見直しは必然のこと。

河野談話とは次のようなものだった。

2012年10月29日月曜日

「最後のご奉公」が聞いてあきれる石原慎太郎

石原慎太郎が都知事を辞めて国政に乗り出すという。
記者会見を見ていたら、いつもの得意満面の傲慢あふれる卑しい笑顔で「最後のご奉公」だと言っている。
聞いてあきれる。
彼がいったい今までどんなご奉公をしてきたというのか。
自身の地位、名声、カネなどの我欲を追求してきただけだ。

例えば彼の都知事としてのご奉公ぶりだが、赤旗が次のようにまとめている。
赤旗2012.10.27付 レイアウトは変えた