岸田文雄 2021.9.3 |
自民党の総裁選からはや4カ月。
政権党とはいえ、そしてその総裁が自動的に日本の総理大臣になるしくみとはいえ、あくまで一政党の党首選である。
それが電波ジャックともいえるような状況で毎日毎日総裁選を垂れ流すテレビ報道の中で、最も注目を引いたのが岸田の「新自由主義からの転換」発言だった。
2年前に拙ブログ「『自助・共助・公助』と言い続ける管首相の無知蒙昧」で、世界は新自由主義からの転換をめざしているのに、相変わらず管首相は「自助・共助・公助、そして絆」などとトンチンカンなことを言っていると書いた。
しかし、ここにきてついに日本でも「新自由主義からの転換」と言い出す党首候補(実質首相候補)が現れた!?
本当かいな、とにわかには信じがたかった。