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2021年3月3日水曜日

ニワトリの幸せ

赤旗 2020.11.6付
昨年の11月6日に右のような小さな赤旗記事を目にして目をむいた。 

ミンク1500万匹殺処分!

1500匹ではない。
1500万匹!

途方もない数だ。
ちなみにデンマークの人口は580万人だ。

NationalGeographicから
さらに、野生にしても飼育にしても、毛皮のために動物を殺すなどという野蛮なことは20世紀の終盤にはとうに廃れたものだと思っていたものだから、それが、しかもデンマークという世界に名だたる福祉国家が世界最大の毛皮生産国だったということと合わせて驚いてしまった。

世界一幸福な国デンマークというのは、もちろんそこに住む国民の幸福のことだが、それにしてもミンクにとっては世界一不幸な国になっているのはどう考えるべきか。

2019年5月18日土曜日

牛の幸せ アニマルウェルフェア

ちょうど1年前になるが、五島列島を南から北へ車で縦断する旅をした。
福江島へ渡る直前、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に内定するというニュースが報道され、けっきょく五島列島にあるほぼすべてのキリスト教会を巡るという変わった旅になってしまったが、この投稿はその旅行記ではない。

福江島の北側に久賀島(ひさがじま)というやや小さめな島がある。
久賀島田の浦にある案内板の一部 2019.5.7撮影
赤丸2カ所と斜体赤文字は太陽による
世界遺産に指定された教会や集落などは長崎と熊本に合わせて12あるが、そのうちの4カ所が五島列島にある。
そのなかの1つが久賀島にあって、広くは島全体が文化的景観として指定されているが、特に東海岸にある旧五輪教会堂が単独の施設として世界遺産のスポットになるだろう。

2017年2月23日木曜日

「ホースフレンド」 馬の幸せ

2016年12月24日に放送されたBS1スペシャル「ホースフレンド 人と馬 ともに歩んだ300日」をみて、馬の幸せについて考えさせられた。

「ホースフレンド 人と馬 ともに歩んだ300日」から
――ここから転載(「もっとNHKドキュメンタリー」から)

競馬レース中の落馬をきっかけに脳や身体に障害を負った元中央競馬の騎手・石山繁さん。今、東京パラリンピックの馬術競技での出場を目標に、北海道の小さな牧場で練習を続ける。石山さんの練習相手はリバイブ。かつては競走馬として期待されていた馬だ。しかし成績が伸びずここに引き取られた。リバイブも石山さんとの練習を通し、乗馬馬として復活を目指す。夏から秋へ…北海道の美しい自然の中で再生の道を歩む人と馬の物語。

転載ここまで――

2013年1月11日金曜日

花の幸せ

NHK・BSプレミアムで放送する映画の録画が30本ぐらいたまっている。
先入観や偏見を持たずにいろんな映画を見てみようと思っているので、放送日順に観ている。
今日は去年の11/17に放送された日本映画「恋空」を観た。

最初から最後まで甘ったるいシーンとくさいセリフとで埋め尽くされていた。
よくぞ耐えて最後まで観たと自分をほめてやりたい。

ただ最後の一カ所、携帯の動画で生中継しながら病院へ走るシーンは斬新でおもしろかった。

今日のテーマは映画の批評ではない。
映画の前半で、男が女の誕生日に花壇の花を抜いて渡すシーンがあった。
女はこのとき「かわいそう」と言った。
花がかわいそうという意味だ。
ここで私の心がビビーンと来た。

2012年5月30日水曜日

老人の幸せ

犬、象、馬の続きで老人というわけでは決してない。
私もほとんど老人の端くれだ。

昨日のNHKクローズアップ現代「もう病院で死ねない!? 医療費抑制の波紋」を見た人はかなりのショックを受けただろう。
日本政府はいかにしたら老人が早く死んでくれるかを考え政策を立て実行しているかがはっきりとわかったからだ。
1ヶ月ぐらい毎日再放送してもらいたい。

しかし今回はこの件はおいておく。

妻がNHK・BSプレの「世界ふれあい街歩き」が大好きで、私もつられて時々みる。
世界中のいろんな街角をカメラ目線でぶらぶら歩き回るのだが、そこでいつも私の目をとらえるのは老人たちの姿だ。
ヨーロッパだろうがアジアだろうがほとんどどこでも街角に老人たちがたむろしている。
自宅前、路上、カフェの店先、公園‥

2012年5月23日水曜日

象の幸せ

5/19で犬の幸せについて書いたが、その続編だ。

インドやタイなど、象使いが子象を調教するとき、鎌のような刃物で頭を突く。
象を痛い目にあわせ、徹底して人間に服従させるのだ。
柳楽優弥主演の「星になった少年」でもそうだった。
ところがである。

2010年6月にNHK・BShiで放送された「スマトラ 熱帯雨林 ゾウの命をつなぎたい」はすばらしかった。
元旭山動物園の園長だった小菅正夫がスマトラを旅をしたのだが、彼もびっくり大感動の象の飼育法だった。
スマトラの飼育員は次のように語る。

「象を痛めつけたら、将来必ず報復される」

2012年5月19日土曜日

「クイール」と犬の幸せ

一昨日録画で映画「クイール」を見た。
いい映画だとは思うが、小林薫の演技がどうかなと思った。

映画の本筋ではないが、私は次のことに興味を引かれた。
クイールが母親から離され、一時期香川照之・寺島しのぶ夫婦(俳優名)にあずけられる。
そのとき訓練係の人からきつくいわれたことが、「ぜったい叱らない」ということ。

数年前に犬のしつけについてしきりにいわれたことがある。
犬は徹底的に人への服従を教えなければいけないということ。
それが犬の幸せなのだと。
犬とはそういう生き物なのだと。

この思想とクイールの場合は真逆のような気がする。
クイールの一場面のみで判断はできないが。