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2019年9月16日月曜日

これほどの恥ずかしいみっともない総理大臣がかつていただろうか

反対討論をする萩生田光一
今年の6月、国会が閉会する日に衆議院本会議では安倍内閣不信任決議案が討議された。
与党自民党からの反対討論は萩生田光一が行ったが、その一部をNHKのニュースでみたとき、開いた口がふさがらなくなった。
それは次のようなものだった。

――以下引用(萩生田光一の反対討論の一部)

安倍総理の外交手腕は、例を挙げれば枚挙にいとまがございません。
米国が離脱を表明した後のTPPを立て直し、11カ国による交渉をまとめ上げたリーダーシップは、まさに世界から称賛をされています。
日米貿易交渉でも、交渉に入る前の昨年9月に共同声明を発出し、農林水産品については、過去の経済連携協定で約束したものが最大限であるとの結論を交渉入りの前に既にかち取っています。
自由で開かれたインド太平洋というビジョンは、今や、米国のトランプ大統領を始め、多くの首脳たちが引用するようになりました。
これだけ世界を動かした総理大臣が、かつていたでしょうか、皆さん。
今回のG20においても、自由で公正な貿易体制の強化、世界経済の持続的な成長、あるいは国際社会の結束とルールづくりに向けて、リーダーシップを力強く発揮していただき、世界の中心で光り輝く日本外交を展開していただきたいと思います。

引用ここまで――

2019年6月1日土曜日

日米首脳会談 日米の揺るぎない絆は自慢できるのか 恥ずかしくないのか

2019.5.25 トランプ大統領来日
今回の安倍首相の日米首脳会談は11回目になるそうだが、会談をするたびにこれまで以上に「日米同盟の絆が深まった」「日米同盟が深化した」などと自慢げに言う。
いったいどこまで一体化したら気がすむのだろう。

2015年に安倍が米国両院合同議会で演説したときには、次のような言葉で演説をしめくくり、世界中を赤面させた(まさか私だけではないよね)。

「私たちには、トモダチがいました。被災した人々と、一緒に涙を流してくれた。そしてなにものにもかえられない、大切なものを与えてくれた。希望、です。米国が世界に与える最良の資産、それは、昔も、今も、将来も、希望であった、希望である、希望でなくてはなりません。
米国国民を代表する皆様。私たちの同盟を、『希望の同盟』と呼びましょう。アメリカと日本、力を合わせ、世界をもっとはるかに良い場所にしていこうではありませんか。
希望の同盟―。一緒でなら、きっとできます」

2019年5月29日水曜日

「国体」「戦後レジーム」をめぐって白井聡と浜矩子

赤旗以外の新聞はほとんど読まないのだが、先日、印鑑証明を取りに区役所を訪れた際、待ち時間の間朝日新聞を眺めていたら、いま旬の白井聡のインタビュー記事が目に入った。
朝日新聞 2019.5.10付
戦後、国体は天皇からアメリカへ変わっていったという認識は同感だ。
白井は全国革新懇ニュース2018.6月号では次のように言っている。

2019年1月27日日曜日

日本共産党の「千島列島領土問題」での正論はなぜ無視されるのか

2019.1.22 クレムリン (朝日新聞DIGITALから
安倍が何度もプーチンと会談し、信頼関係を誇示しようと「ウラジーミル」と呼びかけたりしてとても気色が悪い。

戦後70年以上も解決しない「北方領土」問題を自分の手で決着をつけ、歴史に名を残そうと前のめりで今回もロシア訪問したが、安倍の思うようには進まない。

安倍の思うように進めば大変なことだ。
つまり、安倍は歯舞・色丹の2島返還で決着を図ろうとしているからだ。
そんなことでいいんなら何十年も前に決着がついてるっていうの。

2018年2月3日土曜日

「トランプ大統領と属国報道」(民医連の月刊誌から)

2017.11.5 霞ヶ関カンツリー倶楽部
昨年の話しになってしまうが11月にトランプ大統領が訪日し、松山英樹を交えて安倍がゴルフ外交をした。
その前段で、トランプの娘のイバンカの来日もあって、メディアの報道が加熱。

NHKでは両首脳の親密さをクローズアップし、喜び満面の安倍の映像が垂れ流された。

卑屈な笑顔だ。
あげくの果てに「半世紀を超える日米同盟の歴史において、首脳同士がここまで濃密に深い絆で結ばれたことはない」と誇る安倍のみっともなさだ。

2017年12月29日金曜日

安倍首相はやはりバカだった


以前「安倍晋三は本当にバカなのか」という投稿をしたが、9日前の次のような赤旗記事を目にして、こいつは本当にバカなんだなと思った。

赤旗2017.12.20付
「トランプ氏は大変信頼できる」と言い切る首脳は世界中で安倍ぐらいのものだろう。
アメリカ史上最悪の大統領といえるトランプを大変信頼できるとし、「半世紀を超える日米同盟の歴史において、首脳同士がここまで濃密に深い絆で結ばれたことはない」と誇るとは、もうあまりにバカすぎて言うべき言葉がない。

2015年12月29日火曜日

TPP「大筋合意」と無責任きわまるNHKニュース

2カ月以上も前だが、赤旗の「読者の広場」に次のような投稿があった。
赤旗2015.10.9「読者の広場」
この10/6のNHKニュースは私も見た。

NHKのニュース番組は昔からひどいものだったが、安倍が首相になってからますます政府広報番組と化しつつある。
アベチャンネルといわれるゆえんだ。

それでも私は毎日見ている。
それは午後7時という夕食時の時間帯と30分というコンパクトな長さゆえだ。
日々のニュースとしてはもっとも多くの人が見ているのではないだろうか。

それにしてもこのTPP「大筋合意」を伝えるニュースはひどかった。
街頭で道行く人に「○○が安くなるからうれしい」「バターの品不足が解消されてうれしい」などという喜びの声を紹介するだけ!
ただそれだけ!
まさにアベチャンネルだ。

2015年7月25日土曜日

「日米同盟」 対等求めて従属きわまる愚劣さ &「中村哲に聞く」

7/4のNHKスペシャルは与野党党首による討論だった。
お題目は「与野党代表に問う 自衛隊の活動拡大と憲法」。

この番組でもっとも印象に残ったのは、共産党の志位委員長が米国追随で集団的自衛権の発動をする危険性について述べたあとの高村自民党副総裁の次の発言だった。

「日米同盟を強化しないでどうやって日本の平和と安全を維持できるのか。例えば北朝鮮ははっきりとした脅威だ。核もミサイルも開発している。それを止めるのは抑止力以外ない。話せばわかる国じゃない」

2015年1月30日金曜日

「戦後レジーム」と「日米同盟」

昨日1/29の衆院予算委で、自民党の稲田朋美政調会長が質問に立ち安倍首相が答えるという靖国派お友達出来レースがあった。
その質疑の概略が今日の赤旗に載っている。
赤旗2015.1.30付 レイアウトは変えた
「戦後レジームからの脱却」というフレーズは、安倍が2006年の第1次政権時代から使っているもので、今回本人もいっているように安倍の信念だ。

2013年3月2日土曜日

TPPよりASEAN提唱のRCEP(アールセップ)に加盟を

TPP(環太平洋連携協定)は Trans-Pacific Partnership の略だ。
昔は環太平洋といえば Pan Pacific(パンパシフィック)といっていた。
PPPの方がわかりやすいし覚えやすいのに。

Trans というのは研究社の新英和中辞典によると「~の向こう側の, 他の側へ, 越えて, 超越して, 横切って, 貫いて, 通って, 完全に, 別の状態へ」という意味だ。
つまり、Trans-Pacific とは、太平洋をはさんであっちとこっちといった意味かな。
そういえば、カルト宗教者や超能力者があっちの世界に行くことをトランス状態に入ったとかいったりするな。

2013年2月24日日曜日

TPP交渉参加 右翼のくせにアメリカ命の安倍首相

安倍首相は総選挙では「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、交渉参加に反対する」と公約し、今国会では同じ発言をくり返し、訪米前には、オバマとの会談で聖域なき関税撤廃が前提ではないとの感触を得られるかどうかだと言い、会談後にはその感触が得られたと言ってTPP交渉参加に踏み出そうとしている。

こういうのを茶番というのだろうが、それではすまされないたいへんな事態だ。
宮武嶺は安倍がアメリカで記者会見をした直後、ブログに

安倍首相がオバマ大統領にTPP交渉参加を約束し、国民皆保険・解雇規制など国民を守る制度を米国に売り渡す

を書いている。

自民党が総選挙でTPPについて公約したのは次の6項目だ。