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2021年10月2日土曜日

赤旗「新型ミサイル 北朝鮮が試射」の見出しにハテナ(?)

今日の赤旗2面の最下段に次のような小さな記事が載っていた。

赤旗 2021.10.2付 赤枠は筆者
ハテナという感じで眺め入った。

というのも、ここ数年来北朝鮮が何度も行っているミサイル「発射」についての記事で、赤旗に限らず「試射」または「発射実験」という表現をしたものを目にしたことがないからだ。

2018年2月3日土曜日

「トランプ大統領と属国報道」(民医連の月刊誌から)

2017.11.5 霞ヶ関カンツリー倶楽部
昨年の話しになってしまうが11月にトランプ大統領が訪日し、松山英樹を交えて安倍がゴルフ外交をした。
その前段で、トランプの娘のイバンカの来日もあって、メディアの報道が加熱。

NHKでは両首脳の親密さをクローズアップし、喜び満面の安倍の映像が垂れ流された。

卑屈な笑顔だ。
あげくの果てに「半世紀を超える日米同盟の歴史において、首脳同士がここまで濃密に深い絆で結ばれたことはない」と誇る安倍のみっともなさだ。

2017年2月3日金曜日

「ポスト真実」と安倍内閣支持率

安倍内閣の支持率が依然として高い。
下のグラフは昨年のNHKの世論調査で、ほぼ50%前後で推移している。
今年の1月の調査でも「支持する」は55%だ。
局によっては60%を超える結果も出ている。
NHK ONLINE から
あのバカで大ウソつきの安倍がどうしてこのようにいつまでも支持され続けるのか。
支持している人の頭の構造はどうなっているのだろうか。
などと考えていたら、日本共産党、志位委員長の党大会での報告に出会った。

2016年2月13日土曜日

「北朝鮮 ミサイル発射」と赤旗が報道 NHKも真っ青?!

北朝鮮「ミサイル発射」と一斉に報じた2016年2月8日付朝刊(在京6紙)
http://gohoo.org/16020802/ から
北朝鮮が3年ぶりにロケットを発射し、人工衛星を打ち上げた。

NHKをはじめ、日本のマスコミはやはり3年前と同じようにこのロケット発射を「ミサイル発射」と報道している。

特にNHKは「事実上のミサイル発射」と、「事実上の」という枕詞を必ずつけることは前回と同じくこっけいでさえある。

この北朝鮮のロケット発射を「ミサイル発射」ということのおかしさとそのねらいは前回のときの記事



で自分なりに書きつくして特に付け加えることはない。

2015年12月29日火曜日

TPP「大筋合意」と無責任きわまるNHKニュース

2カ月以上も前だが、赤旗の「読者の広場」に次のような投稿があった。
赤旗2015.10.9「読者の広場」
この10/6のNHKニュースは私も見た。

NHKのニュース番組は昔からひどいものだったが、安倍が首相になってからますます政府広報番組と化しつつある。
アベチャンネルといわれるゆえんだ。

それでも私は毎日見ている。
それは午後7時という夕食時の時間帯と30分というコンパクトな長さゆえだ。
日々のニュースとしてはもっとも多くの人が見ているのではないだろうか。

それにしてもこのTPP「大筋合意」を伝えるニュースはひどかった。
街頭で道行く人に「○○が安くなるからうれしい」「バターの品不足が解消されてうれしい」などという喜びの声を紹介するだけ!
ただそれだけ!
まさにアベチャンネルだ。

2015年2月15日日曜日

「イスラム国」を「イスラム国」と呼ぶな! 書くな!

今回の「イスラム国」による日本人人質事件により、残虐非道な過激テロ武装集団「イスラム国」という名がメディアによって日本中にまき散らされた。
事件そのものへの論評はここではしない。
「イスラム国」という名称について異議を表明する。

NHKスペシャル「追跡『イスラム国』」から
2012年、「アラブの春」がシリアまで伝播して、市民の変革を求める動きがアサド政権を包囲した。
アサド大統領は容赦のない残虐な弾圧を市民に加え、無辜の犠牲者が増大していった。
2013年、内戦状態になったシリアに突如異質なものが入り込んできた。
ISISと名乗る集団だ。

2014年7月1日火曜日

集団的自衛権行使容認 とサンデーモーニング

赤旗2014.6.25付
安倍政権が安倍の野望実現に向けて強引に歩を進めている。
開店休業状態のこのブログだが、今日にも集団的自衛権行使容認の閣議決定が行われようとしているなかで、なにがしかの痕跡を残しておこうと思った。

安保法制懇は「多国籍軍参加も憲法上の制約がない」と報告した(5/15)。
安倍は「政府として採用できない」「武力行使を目的として湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加することは、これからもない」と最初に明言した。
なかなか巧妙だ。

5/28の衆院予算委で志位委員長は何度も「武力の行使をしてはならないという歯止めはどうなるのか」と問いただした。
安倍は「武力行使を目的とした戦闘には参加しない」とごまかし答弁に終始。
本当に巧妙だ。

2014年2月13日木曜日

高梨沙羅 「よくがんばりました」

ソチオリンピックだ。
女子ジャンプが終わって、高梨沙羅が意外なことに4位だった。
こんなことってあるんだな。

高梨は今季ワールドカップ13戦で10勝。
2位が2回、3位が1回。
圧倒的な強さを誇っていた。

昨シーズンからその強さを見せつけていたので、今季1戦目で優勝したとき、残りすべて優勝するのではないかと思ったぐらいだ。

2/1にはNHKスペシャル「金メダルへの挑戦 小さなジャンパー 高梨沙羅17歳」があったし、NNNのドキュメント2014でも「フライングガール 夢の舞台へ 沙羅がつくる道」を放映した。

2013年12月23日月曜日

河野洋平 保守の良識(サンデーモーニングその2)

12.22 TBS「サンデーモーニング」から
12/22のTBSサンデーモーニングでは、河野洋平もコメンテーターのひとりで出演していた。

河野洋平といえば、細川連立政権ができて自民党が戦後初めて野党に下ったときの自民党総裁だ。
総裁になりながら総理大臣になれなかった唯一の人と思って当時気の毒に思ったりした。

従軍慰安婦に関する「河野談話」でも歴史に名を残した。
つまり、自民党でありながら立派な人なのだ。

アーサー・ビナードの過激な発言(サンデーモーニングその1)

2013.12.22 TBS「サンデーモーニング」から
アーサー・ビナードなる人の名前を初めて耳にしたのは今年の4月頃だった。
なんでも地域の民間の研究会で講演の講師をつとめるらしい。
そんな有名人でもない人が講師で人が集まるのかとそのときはいぶかしんだ。

その講演会には私は行かなかったのだが、妻が参加してとても良かったと興奮していた。

以後、いろんなところで聞いたり目にしたりして、今ではサンデーモーニング(TBS)のレギュラーコメンテーターにもなっている。

2013年8月27日火曜日

長崎原爆忌で孤立した安倍首相

8月9日、午前中のんびりと新聞を読んでいたら、サイレンが聞こえてきた。
こんな時間帯に何の合図だろうと思って、時計を見たら11時2分だった。
そこで今日が長崎の原爆忌だったと気づいた。

ここ広島市で、毎年8月9日の11時2分に哀悼のサイレンが鳴っていたのか不覚にも記憶がない。
ともあれ、地元区役所のはからいにちょっと涙がにじんだ。

2013年5月23日木曜日

琉球新報が橋下徹を糾弾する見事さ

橋下徹の「慰安婦は必要だった」発言からはじまった一連の騒動により、彼らの正体が一般人にもやっと理解されてきたようで、その意味では喜ばしいことだ。

先日宮武嶺のブログ「橋下氏が沖縄米軍に性欲発散のため買春を勧めた事を論証する 橋下市長は公職を辞任・維新は解党すべきだ」を読んでいて、そのコメント欄に、「この社説は見事にまとめられています。ぜひ、このページでも大きく取り上げてください」とあるのに気づいた。
貼り付いているアドレスをクリックすると、琉球新報のサイトが開かれ、5/18付の社説が掲載されていた。

一読して驚いた。
たしかに見事なまでに橋下徹を徹底批判している。

2013年5月10日金曜日

NHK7時のニュースが憲法96条についてまともな報道をした!

昨夜のNHK7時のニュースだ。

安倍首相が出てきて、憲法を変えるのに国会議員の3分の1を超えて1人でも反対したら発議もできないというのは常識的にはおかしいなどと言っていた。

おかしいのはあんただろうと思いつつ、次の画面に出てきた右下のテロップを見て本当に驚いた。
「自民党は96条を改正した後第9条を改
正しようとしている」といった文だったからだ。

2013年2月15日金曜日

NHKは北朝鮮のロケット発射を「事実上のミサイル発射」とくどいほどくり返す

北朝鮮が3回目の核実験を強行した。
21世紀のこの世界で、なぜこのような国が存在できているのか不思議でしようがない。

核実験については地球上から核兵器をなくすという人類の悲願に挑戦しているわけで、ゆるすことはできない。
もちろんアメリカのオバマ政権のもとでくり返される臨界内核実験もどうようだ。

ここでは核実験ではなく、昨年末に行われた北朝鮮のロケット発射の話題だ。
書こう書こうと思いながら今日まできてしまった。

昨年の4月に行われたロケット発射でもそうだったが、NHKはこのニュースを伝えるとき必ず「事実上のミサイル発射」という表現をした。
それはくどいほどで、なぜそこまでいうかとあきれるほどだった。

その背景には日本政府が「事実上のミサイル」と断定したからであり、政府の広報機関たるNHKとしては当然のことだったのだろう。

2012年11月2日金曜日

尼崎殺人事件 実名報道の是非

兵庫尼崎連続殺人事件の報道が連日続いている。
NHKも含めてほとんどのメディアがかなり初期の段階から容疑者の名を実名で報道している。
さらに顔写真もいっしょに公開されてきた。

一連の報道を見ていて、まあすべての犯行の主犯格はまちがいなく彼女だろうと思ってしまう。
そして報道を見るたびにこの女は本当に極悪人だとすり込まれていく。

ところで赤旗の報道だが、本日付現在をもってしても「被告(64)」という表現のみで実名を表記しない。
最初から首尾一貫してそうなのだ。
あまりにもかたくなな態度のように思われる。

そこで考えてしまう。
今までマスコミによってこいつはとんでもない犯罪者だと思わされてきた人物が、結果無実だったということはたくさんある。

2012年10月21日日曜日

新聞と消費税増税

消費税増税に反対する人は1年前も今も50~60%だ。
過半数だとはいえ、なぜこんなに少ないのだろうかと思う。
私の感覚からすれば80~90%が反対であっていいと思うのだが。

この世論は新聞(全国紙)によってつくられたものだ。
見方を変えれば、新聞の力をもってしても消費税増税反対の声は今なお大きいともいえる。

今日の赤旗に「新聞のいま 元朝日新聞編集委員 落合博実さんに聞く」という記事があった。
落合氏の「権力の代弁者になるな」という主張は記事の後半にあるのだが、ここでは前半のみ転載する。

2012年7月31日火曜日

オリンピック 「Hiromi Miyake」でいいのか

オリンピックのウエイトリフティング女子48キロ級を見た。
三宅宏美の活躍は強く凛々しく美しくという感じで、とてもすばらしかった。
おじさんがかつて金メダルをとったときのことはよく覚えている。
前回のオリンピックに出場したときは、自分の子どもだからといって女の子に重量挙げなんかさせるなやなどとぶつぶつ言っていた(私が)。
今は銀メダルおめでとうといいたい。

この競技は日本(三宅宏美)と中国(王明娟)と北朝鮮(リャン・チュンハ)の選手が争っていた。
会場の掲示板に表示される名前を見ると、

三宅宏美―Hiromi Miyake
王明娟―Wang Mingjuan
リャン・チュンハ―Ryang Chun Hwa

となっている(王明娟とリャン・チュンハは別のローマ字表記だったかもしれない)。

王明娟とリャン・チュンハは自国で呼ばれているとおりの「姓・名」の順だ。
三宅宏美だけが「名・姓」となっていて、わが国での表記と逆だ。

このことを疑問に思う日本人がどのくらいいるのだろう。
ローマ字や英語で自分の名前を表記するとき自ら喜んで「名・姓」とするのがおおかたの日本人だ。
同じことを韓国人や中国人がされたら抗議するのではないだろうか。

戦前のことはよくわからないが、戦後はずっと上記のような名前表記が行われてきたと思う。
毛沢東を「Takutou Mou」、全斗煥を「Tokan Zen」などと欧米は表記しなかっただろう(とりあえず日本語読みローマ字)。

このウエイトリフティングで金銀銅が中日朝と並び、その名前表記を見た世界の人々はどう思っただろうか。
「中国と北朝鮮は自分の名前に誇りを持っているんだな、まあそれは当然のことだ。日本は名前までも欧米追随か」
などと思われるのは事実としてもいやなことだ。

私も社会人になって問題意識を持つまではそんなこと疑問に持つこともなく「Hiromi Miyake」だった。
中学校で英語を勉強し始めたとき、そのしょっぱなから「Hiromi Miyake」と教えられるのだから無理もない。
この教育の問題は今も変わっていないのではないか。
名前というのは究極の固有名詞であり、アイデンティティーではないか。
そして名前の表記などはその民族の誇りある歴史的文化ではないか。

せめて学校教育で「自分がアメリカ人だったら『Hiromi Miyake』と書くんだよ。だけど日本人なんだから英語で書くときも『Miyake Hiromi』と書かなくてはダメだよ」と教えてほしい。
でなければ「ジョン・F ・ケネディを日本語で書いたりしゃべったりするときはケネディ・F・ジョンとするんですよ」と教えるべきだ

2012年7月23日月曜日

巨大メディア堕落の二例

今年は共産党創立90周年とかで、7/18に記念講演会が開かれた。
講師は敬愛する志位委員長と不破元議長だ。
ここでは志位委員長が巨大メディアに触れた部分を引用する。

 みなさん、この間、巨大メディアが、消費税増税、TPP推進、原発再稼働推進で果たした役割をふりかえってほしいと思います。消費税増税法案の問題では、衆院の法案採決までの1カ月間に、「読売」が出した社説は16本、「朝日」が出した社説は14本。それぞれが2日に1本、異常な増税推進の社説を書きました。自分がやった世論調査では、国民の5割から6割が増税に反対という結果が出ているのに、その声を聞こうともしない。そして、あおりにあおった末に、増税法案が衆院で採決されると、ひと安心したのか、「消費増税が民主党の公約に反することは疑いがない」(「朝日」)、「公約をないがしろにするのは有権者を愚弄する行為だ」(「日経」)などという。いったい誰が公約破りを説いたのか。

日頃一般紙を目にしないものだから、赤旗を通して一般紙を見ている。
もう一つ赤旗日曜版から生活保護バッシングについての記事だ。