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2021年12月29日水曜日

2021総選挙 「維新の会」を選んだ日本人に絶望

近畿圏の小選挙区議席 中国新聞 2021.11.1付から
ちょっと間が空いてしまったが、10月30日投票の総選挙の結果だ。
いろいろ残念なことが多かったが、もっともショックだったことは、日本維新の会が改選前議席11を41へと4倍近く伸ばしたこと。

小選挙区では16議席(前回3)を得た(大阪で15、兵庫で1、その他の都府県は0)。
比例区では全国で8から25へと伸ばした。

  北海道  0→0
  東北   0→1
  北関東  0→2
  東京   0→2
  南関東  1→3
  北陸信越 0→1
  東海   1→2
  近畿   5→10
  中国   0→1
  四国   0→1
  九州沖縄 1→2

こんなことが起こるとは思ってもいなかった。
残念とかショックとかを通り過ぎて、絶望。
維新の会に絶望するのではなく、維新の会を支持する国民に絶望する。

2021年10月13日水曜日

岸田新首相と核廃絶 広島県の恥さらし

2021.10.8 岸田首相 所信表明
10月8日、岸田新首相の国会における所信表明演説を19時のNHKニュースで見た。
4分程度のハイライトだったが、突っ込みどころ満載だ。
特に核兵器廃絶に関する次の部分は、まあ恥ずかしげもなくあんな大口がたたけるもんだとあきれてしまった。
被爆地広島出身の総理大臣として、私が目指すのは、「核兵器のない世界」です。 
私が立ち上げた賢人会議も活用し、核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努め、唯一の戦争被爆国としての責務を果たします。
これまで世界の偉大なリーダーたちが幾度となく挑戦してきた核廃絶という名の松明(たいまつ)を、私も、この手にしっかりと引き継ぎ、「核兵器のない世界」に向け、全力を尽くします。

岸田が過去核兵器廃絶にどう向きあってきたのか、赤旗の次の記事が端的に表している。

2021年9月18日土曜日

富裕層と大企業に増税を 「国民のために働く」日米リーダーの格差

世界の富豪たち

コロナによるパンデミックが起こって1年半。
世界中で庶民が苦しむなか、大富豪は自らの富を増やし続けている。
資産10億ドル(約1100億円)超の上位富豪15人は、資産をこの間平均82%増やした。
赤旗 2021.9.7付 赤は筆者
上記15人の現有資産最下位にいるアマゾンのM・スコットは、パンデミックが始まった頃360億ドル(約4兆円)という天文学的資産を保有していたが、この17カ月間で185億ドル増やしている。
一般的に日本人の生涯収入は2億円だと言われているから、このM・スコットの17カ月前の資産は日本人約2万人分の生涯収入に相当する。
それを、このパンデミックの間にさらに185億ドルも増やしたってわけだ。

さらに上位の者は言うに及ばず。
現有資産トップは同じアマゾンのジェフ・ベゾスというのがすごすぎる。

2020年11月27日金曜日

「自助・共助・公助」と言い続ける菅首相の無知蒙昧

自民党総裁選に勝利 2020.9.14
管政権が発足してはや2カ月が経った。

彼の長い官房長官時代(なにしろ歴代最長の安倍政権と同じなのだから)、「その指摘はまったく当たらないのでまったく問題ない」の一言ですべてを乗り切った前代未聞の語るべき言葉を持たない政治家ではあったが、首相になって改めてそのことを見せつけている毎日だ。

管政権は、「令和おじさん」のイメージの延長か、苦労人、パンケーキおじさん? といったマスコミが振りまいたイメージによってか74%という驚くべき支持率でスタートした。

ちなみに、支持率30%を切った安倍政権をそのまま継承した管政権がいきなりの高支持率という危うさを、中島岳志は「私には確信がある。全体主義を支えるのはこの層(安倍不支持から管支持に変わった3000万人:太陽注)である」と週刊金曜日(2020.9.25号)に書いている。

2020年9月1日火曜日

安倍首相 連続在職日数歴代最長を達成した後辞任表明 その真意は

YAHOO!ニュースから
安倍首相が8月24日に連続在職日数歴代最長記録を達成した。
今さらながら、この日本の民度はどうなってるんだろうかと思う。

この日のNHK7時のニュースはアベノミクス、オリンピック招致で安倍を礼讃(しているような構成)。
やっぱりNHKの報道番組はアベチャンネルのままだ。

多くの知識人が安倍は戦後最悪の首相であり、その害悪ははかりしれないといっている。
私もそう思っているし、ブログでも安倍の悪口をいっぱい書いてきた。
その安倍政権が連続での歴代最長記録達成?!
*第1次政権と合わせての通算在任期間は憲政史上最長になっている。

2020年6月21日日曜日

山本太郎 都知事選立候補 ええかげんにせーよ

2020.6.15 山本太郎立候補会見
山本太郎が都知事選に立候補を表明した(6/15)。
少し前から立候補はフィフティとかいっていて、頼むから立候補しないでくれと祈っていたところだった。

いったい何を考えているのだろう。
宇都宮健児がようやく野党統一候補のような形になり、ひょっとしたらという一縷の望みが出てきたところだったのに、これで何もかもぶち壊しだ。
小池百合子はさぞほくそ笑んでいるだろう。

いくらよその自治体選挙とはいえ、日本の首都の知事選だ。
あの小池百合子が再選してさらに4年間あのしれっとしたパフォーマンスを見せられ続けるのかと思うとうんざりだ。

2020年1月12日日曜日

自民党・村上誠一郎「安倍政権は後世から史上最低の政権との烙印を押される」

「桜を見る会」の野党合同ヒアリングをほぼ毎回YouTubeで視聴している。
1月9日時点ですでに21回。
だいたい1時間前後で、ときには2時間近くになるときも。

立憲民主党の原口(国民民主党でした:訂正)、黒岩といった政治家を見直す一方、安倍への忖度からか、はたまた上司の命令か、知力を尽くして安倍を守るために滑稽な答弁を繰り返す課長クラスの官僚たちを複雑な思いで見ている。

常人であれば、誰だってここまで政治・行政・税金を私物化した安倍という男を許せないだろう。

ちまたでは、偽造ねつ造安倍晋三と言ってるそうな。

2019年11月11日月曜日

「桜を見る会」 これで安倍も終わり!?

安倍首相主催の「桜を見る会」なるものについては、9月26日の赤旗で「『桜を見る会』予算3倍に」という記事で初めて知ったのだが、10月13日の赤旗日曜版がスクープとして大特集をした。

安倍政権は、モリカケだけでも、いや、森友問題だけでも十分つぶれておかしくないし、安倍も政治生命が終わって当然のこと(なにしろ自分で議員をやめるといったのだから)なのに、いつまでも総理大臣に居座って国民を苦難に追いやるのみならず、国際社会においても日本の国益を損ない続けている。

しかし、この「桜を見る会」問題が明らかになった以上いくら何でも安倍はこれでおしまいだろうと思っていたところ、やっとテレビ中継ありの国会の場で共産党副委員長・田村智子が追及してくれた。



YouTubeは30分弱で長いものだが、十分見応えがあるので全部見てほしいが、時間がないという人のために、翌日掲載された赤旗の「論戦ハイライト」を転載しておく。

2019年10月22日火曜日

安倍政権の「歴史に対する無知と傲慢と無反省が現れた」所信表明演説

2019.10.4 安倍首相の所信表明演説
賞味期限の切れそうな話題になるが、現在開かれている臨時国会の冒頭に安倍首相が行った所信表明演説(10月4日)において、最後の部分で安倍首相は次のような驚くべき、まさに開いた口がふさがらないようなことを述べた。

――ここから引用(安倍の所信表明演説の「おわり」の部分)
「提案の進展を、全米千二百万の有色の人々が注目している」。
百年前、米国のアフロ・アメリカン紙は、パリ講和会議における日本の提案について、こう記しました。
一千万人もの戦死者を出した悲惨な戦争を経て、どういう世界を創っていくのか。
新しい時代に向けた理想、未来を見据えた新しい原則として、日本は「人種平等」を掲げました。
世界中に欧米の植民地が広がっていた当時、日本の提案は、各国の強い反対にさらされました。
しかし、決して怯むことはなかった。
各国の代表団を前に、日本全権代表の牧野伸顕は、毅然として、こう述べました。
「困難な現状にあることは認識しているが、決して乗り越えられないものではない」。
日本が掲げた大いなる理想は、世紀を超えて、今、国際人権規約をはじめ国際社会の基本原則となっています。
引用ここまで――

パリ講和会議というのは、第一次世界大戦の戦後処理のために開かれた国際会議(1919年1月~)で、日本は戦勝国の一員として参加している。

2019年9月16日月曜日

これほどの恥ずかしいみっともない総理大臣がかつていただろうか

反対討論をする萩生田光一
今年の6月、国会が閉会する日に衆議院本会議では安倍内閣不信任決議案が討議された。
与党自民党からの反対討論は萩生田光一が行ったが、その一部をNHKのニュースでみたとき、開いた口がふさがらなくなった。
それは次のようなものだった。

――以下引用(萩生田光一の反対討論の一部)

安倍総理の外交手腕は、例を挙げれば枚挙にいとまがございません。
米国が離脱を表明した後のTPPを立て直し、11カ国による交渉をまとめ上げたリーダーシップは、まさに世界から称賛をされています。
日米貿易交渉でも、交渉に入る前の昨年9月に共同声明を発出し、農林水産品については、過去の経済連携協定で約束したものが最大限であるとの結論を交渉入りの前に既にかち取っています。
自由で開かれたインド太平洋というビジョンは、今や、米国のトランプ大統領を始め、多くの首脳たちが引用するようになりました。
これだけ世界を動かした総理大臣が、かつていたでしょうか、皆さん。
今回のG20においても、自由で公正な貿易体制の強化、世界経済の持続的な成長、あるいは国際社会の結束とルールづくりに向けて、リーダーシップを力強く発揮していただき、世界の中心で光り輝く日本外交を展開していただきたいと思います。

引用ここまで――

2019年9月15日日曜日

参院選 辰巳孝太郎を落とした大阪府民の民度

辰巳孝太郎
参院選が終わってはや2カ月がたとうとしている。
投票日直前には2回も共産党と野党共闘の応援投稿をしておきながら、結果については今まで知らんぷりをしてきた。
申し訳ない(誰にあやまっているのはよくわからないけれど)。

ということで、今さらながらだが選挙結果について少し触れたい。

今回の選挙では改憲勢力を3分の2以下に押さえ込んだし、自民も選挙前比で10議席減らし(なぜ安倍が勝利したといっているの?)、その分、野党共闘候補は10人当選。
共産党も1議席減ではあったが、よく奮闘したと思う。

2019年6月19日水曜日

極悪人・竹中平蔵はなぜ今も公の場に顔を出せるのか

竹中平蔵は小泉純一郎内閣で内閣府特命担当大臣(経済財政政策、金融)、総務大臣、郵政民営化担当大臣などを務め、まさに小泉と二人三脚で悪政をすすめてきた。

正社員を非正規労働者に置き換えていく悪魔の経済戦略は、1995年の日経連が提言した「新時代の『日本的経営』」から始まったが、それを一気に推し進めたのが小泉純一郎内閣だ。

「構造改革」を叫び立て、新自由主義の名の下、竹中平蔵をブレーンにして世の中の軽薄さをあおりながら本当にひどい政治を展開した。
そのひどさ、悪政の数々は一言で言い表せないのでここでは触れないが、情けないのは、多くの国民がその小泉に拍手喝采をしたことだ。

2018年12月15日土曜日

今さらだが書かずにおれない第4次安倍改造内閣と片山さつきの醜悪

2018.10.2 第4次安倍晋三改造内閣
自民党総裁選で、石破が「正直、公正」をスローガンにしたら、それは安倍への個人攻撃かと石破が攻撃され、そのスローガンを引っ込める。

安倍側の「語るに落ちる」アホさかげんにもあきれるが、石破もふくめた自民党の愚劣さにはますます磨きがかかってきたようだ。

結局安倍が3選、第4次安倍改造内閣の発足となった。
2カ月以上も前の話だが、書かずにおれないのでこうして安楽死寸前のブログに時々息を吹き込んでいる。

首相官邸には「すべての女性が輝く社会づくり本部」というものがあって(2014年10月発足)、そのホームページには次のように書いてある。

2017年12月29日金曜日

安倍首相はやはりバカだった


以前「安倍晋三は本当にバカなのか」という投稿をしたが、9日前の次のような赤旗記事を目にして、こいつは本当にバカなんだなと思った。

赤旗2017.12.20付
「トランプ氏は大変信頼できる」と言い切る首脳は世界中で安倍ぐらいのものだろう。
アメリカ史上最悪の大統領といえるトランプを大変信頼できるとし、「半世紀を超える日米同盟の歴史において、首脳同士がここまで濃密に深い絆で結ばれたことはない」と誇るとは、もうあまりにバカすぎて言うべき言葉がない。

2017年7月5日水曜日

都議選 がんばった共産党 裏切りだらけの民進 自虐の自民 卑劣きわまる公明党

7/2投開票の都議選が終わった。
都民ファースト圧勝、自民惨敗は大方の予想通り。
共産党は2議席増の驚きの大健闘。

というのも、前日に党別の予想獲得議席数をいくつかネットで調べたのだが、共産党はだいたい11~12議席。
マスコミは「都民ファースト vs 自民」のなかで共産は埋没と報道。
現有17議席維持すらできないだろうと私も思っていた。
赤旗 2017.7.5付
私がネット上で見た範囲では、共産党の獲得議席数予測の最大は15±4というもの。
つまり、結果はこの15±4の最大値19となった。

2017年3月1日水曜日

語るに落ちた稲田防衛相、そして自民党の「慰安婦像」は?

稲田朋美防衛相の国会答弁があまりにひどい。
なかでも南スーダン情勢についての次の答弁は最悪。

2017.2.9 赤旗記事の一部 赤線は筆者
稲田防衛相
毎日新聞WEBから
南スーダンで戦闘行為があったことになると、自衛隊の派遣が憲法違反になるから「戦闘」という言葉は使わないと稲田は言っている。
つまり戦闘があったことを言わずもがなに語っている。
これを「語るに落ちる」という。

2015年11月1日日曜日

安倍晋三は本当にバカなのか


内閣総理大臣たる安倍晋三に対する評価はそれぞれまちまちだろうが、歴代首相のなかで、彼ほど露骨にバカ扱いされた例はあるだろうか。

かつて森喜朗がシンキロウだとか「サメの脳」だとかひどいことを言われたが(今でもそのようだが)、それとは比較にならないほど安倍晋三の場合は各方面各層からのバカ扱いが目につく。

●右の「アベ政治を許さない」のプラスターはすでにおなじみのものだが、この文字を揮毫した金子兜太は、なぜ「アベ」とカタカナにしたのかと問われて、「こんな政権に漢字を使うのはもったいない」と応えている。(赤旗日曜版 2015.7.26付)

2015年3月17日火曜日

メルケルの前で際立つ安倍の卑小さ その1(原発)

外務省HPから
1週間前、ドイツのメルケル首相が来日し、安倍と会見した。

いろんな意味で比較される日本とドイツだが、今回は原発と歴史認識の2点であまりにもくっきりと彼我のちがいが露呈した。

メルケルが3/9に東京都内で行った講演内容と質疑応答の全文がドイツ大使館のHPに載っている。
また、同日に行われた共同記者会見のようすは、首相官邸のホームページに全文が載っている(動画まである)。

それをここまで縮めてもいいのかと思ってしまうが、その要旨は以下の通り。

2013年6月5日水曜日

生活保護改悪法案 衆院厚労委での審議(前回の続編)

衆議院本会議で生活保護改悪法案が可決された。
厚生労働委員会では委員がいなかった生活の党が法案に賛成。
生活の党も人間の血が流れていないことがわかった。

採決は起立によって行われているので、はっきりした賛否数はわからない。
共産党が8人、社会民主党・市民連合(社民党+α)が2人、無所属が11人だから、計21人が反対したとしても、残りの459人が賛成したことになる(欠席がいないとして)。
無所属11人のうち、本当は何人が反対したのか、それは誰なのか知りたいところだ。

2013年6月4日火曜日

「憲法の平和主義は世界遺産」と古賀誠が発言!

赤旗2013.6.4付
小林節が「憲法96条改定反対」と強く訴えた記事が赤旗に載ったときもかなりの反響があったようだが、今回の古賀誠の場合はそれをはるかに超える反響なのではないだろうか。

かくいう私も小林節の場合は、彼のことをほとんど知らなかったといってもよかったのだが、古賀誠はそれなりのイメージを持っていたので驚いたひとりだ。