2021年2月22日月曜日

戦争加害を背景にした映画数の比較しようのない日独の差 しかし「スパイの妻」が生まれた

Wendy広島 2月号1面部分
Wendy広島」というマンションライフのための無料情報誌(タブロイド判)が月初めに郵便受けに入る。
マンションライフに特化した内容ではなく、さまざまな情報が豊かに詰まっていてけっこう楽しめる。

この情報誌の最終ページは映画情報で、その月の話題の映画が29本簡潔に紹介されていて、6つの映画館での上映スケジュールも載っている。

さて今月号だが、あらためてよく見てみると、あることに気づいた。
紹介されている29本の映画(洋画20本、邦画9本)の内、ナチス・ホロコーストを背景にしているものが5本もあるのだ。

2021年2月11日木曜日

沖縄・浦添市長選 伊礼悠紀(ゆうき)は民意再編に負けた

先日の日曜日(2月7日)、沖縄・浦添市長選の投票日だった。
絶対負けるはずがないと思っていた伊礼悠紀が大差で負けた。
赤旗 2021.2.9付 レイアウトは変えた
なぜこんな結果になるんだろうかと考えてみた。

私が伊礼悠紀を初めて知ったのは8年前の浦添市議選のとき。
彼女は若干30歳で市議選に共産党から初出馬。
トップ当選だった。

2021年2月1日月曜日

コロナ禍での医療逼迫という地獄のような危機が迫っていても公的病院統廃合を進めようとする自公政権のワヤクチャ

2019年9月26日、厚生労働省は全国の公立・公的病院の分析対象の3割に当たる424病院を「統合再編の議論が必要」だとして実名を公表した。
*424病院の実名はこちら
赤旗 2019.12.8付

これに先立つ2014年6月、超高齢社会にも耐えうる医療提供体制を構築するとかで、「医療介護総合確保推進法」という法律ができ、政府は各都道府県に「地域医療構想」というものをつくらせた。

2020年12月19日土曜日

アメリカ大統領選 選挙人とは何者ぞ わけのわからない選挙制度

毎日新聞WEBから
ずっと以前からアメリカの大統領選挙のしくみがよくわからない。

長い選挙期間中、日本でもたくさんの報道が毎日のようにされ、選挙のしくみについてもときどきは解説され、ネット上でもWikipediaをはじめ多くの記事が載っている。

間接選挙であり、その州の有権者が投票した投票数が1票でも多い大統領候補者が、その州の決められた数の選挙人を総取り(例外が2州)して、全州で得た選挙人の合計で当選が決まる。

しかし、この程度の説明でははっきりいってさっぱりわからない。

2020年12月15日火曜日

新型コロナ 1日の新規感染者数、人口比では知らぬ間に広島県が最多!

2020.12.14 NHK 「7時のニュース」から
新型コロナの感染が第3のピークを迎えていまだ終息の気配がない。

医療関係者などの専門家や共産党は早い段階から口を酸っぱくしてGoToトラベルを中止しろと言っている。
専門家に限らず、常識人であれば誰だって人の移動が感染拡大に大きく寄与していると思う。
ところが管政権は、GoToトラベルを来年6月まで延長することを決め、そのための予算を予備費から3000億円支出することを閣議決定した。

気が遠くなりそう。

*きのう(12月14日)になって、ようやく見直しを発表したが、来年6月までの延長とそのための予算3000億円は変更していない。

2020年11月29日日曜日

ジョンズ・ホプキンス大学のコロナウイルス調査を別の角度から見てみる

赤旗 2020.11.29付
 一昨日の投稿でジョンズ・ホプキンス大学の調査結果の表にちょっと文句をつけた。

1週間に1度赤旗に載るこの表が今日載ったので、自分でつくり変えることにした。

各国の人口はネットで調べ、表計算で、10万人あたりの数値を求めて、それで改めて順位をつけてみた。

その結果が下の①~③だ。

ジョンズ・ホプキンス大学の表は死者数の多い順に上位18カ国を載せていて、私もその18カ国の範囲内で順位をつけたので、それ以外の国の結果を無視しているため、より広い世界の国々を含めた正確な順位ではないことをお断りしておきたい。

2020年11月27日金曜日

「自助・共助・公助」と言い続ける菅首相の無知蒙昧

自民党総裁選に勝利 2020.9.14
管政権が発足してはや2カ月が経った。

彼の長い官房長官時代(なにしろ歴代最長の安倍政権と同じなのだから)、「その指摘はまったく当たらないのでまったく問題ない」の一言ですべてを乗り切った前代未聞の語るべき言葉を持たない政治家ではあったが、首相になって改めてそのことを見せつけている毎日だ。

管政権は、「令和おじさん」のイメージの延長か、苦労人、パンケーキおじさん? といったマスコミが振りまいたイメージによってか74%という驚くべき支持率でスタートした。

ちなみに、支持率30%を切った安倍政権をそのまま継承した管政権がいきなりの高支持率という危うさを、中島岳志は「私には確信がある。全体主義を支えるのはこの層(安倍不支持から管支持に変わった3000万人:太陽注)である」と週刊金曜日(2020.9.25号)に書いている。