2012年5月3日木曜日

「更衣調整期間」のこっけいさ

一昨日、息子の通う中学校から「更衣調整期間について」という文書が届いた。
「寒暖の差が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。自分の体調に合わせて冬服から変えていくようにご配慮のほどお願いいたします」とある。
続けてつぎのように注意書きが。

1 5月7日から5月28日までを更衣調整期間とする。

2 期間内の服装は、次のいずれかとする。

 ①完全な冬服
 ②完全な冬服の上着を脱いだ状態
 ③完全な夏服に上着を着用した状態
 ④完全な夏服

3 上着を着てきたが、登校後にあつくなったら、上着を脱ぎ長袖ポロシャツ・カッターシャツ、半袖ポロシャツ・カッターシャツのいずれかで活動する。

4 5月29日よりは半袖ポロシャツ・カッターシャツで活動する。特別な理由で長袖着用の場合は、担任を通して届ける。

そもそも制服があるというだけでも息苦しいのに、この通知にはまったくあきれてしまう。
「自分の体調に合わせて冬服から変えていく」のに一律な調整期間がなぜ必要なのか。
2~4のこの細々とした規則はいったい何なのだろう。非人間的でさえある。
息苦しさを超えてこっけいとしかいいようがない。
百歩譲って制服を認めるとしても、夏服と冬服の2種類だけ決めて、その着用のしかたはすべての面で生徒が自分で考えて好きにすればいいのだ。
完全な冬服、完全な夏服、笑ってしまう。


アセビ 2011.5.4撮影
◆阿蘇の烏帽子岳の頂上に咲いていたアセビ。向かいに見えるは杵島岳。アセビは漢字で馬酔木とかく。この葉を馬が食べると酔ったような状態になるらしい。

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