サルコジが2007年に大統領になったとき、なんでこんな人がと思ったものだが。
オランドの主な公約を見ると
・ 2017年までに財政赤字を解消
・ 年100万ユーロ超の収入への75%課税
・ アフガン駐留の仏軍戦闘部隊撤収を今年末に前倒し
・ 電力の原発依存度現在の75%から50%へ引き下げ
などとある。どれも賛同できる。
現在のフランスの所得税率は最高で40%で日本と同じだ。
75%などというのは高すぎて現実的ではないと思われそうだが、日本も1983年までは75%だったのだ。
それが段階的におさえられてきて、1999年には37%まで下がったが、2007年から40%になっている。
直間比率の見直しとかいって、消費税を導入し、所得税は下げられっぱなし。
所得税が低いのはいいような気がするが、つまりは富裕層優遇なのだ。
富裕層優遇については改めて書きたいが、ようするに最高税率75%というのは非現実的なものではないということ。
オランドがんばれといいたい。
ツタバウンラン 2012.5.3撮影 |
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