はじめてそのことを知ったとき、どういうこと? と???だった。
日本では代表選手に選ばれないから、カンボジア国籍を得てカンボジア代表で出るということだ。
陸上競技の場合、オリンピック標準記録に達する選手が一人もいないとき、その国から1名のみ出場枠が保証されている。
その枠を猫ひろしが獲得したというわけだ。
オリンピック規約の精神からすれば、この猫ひろしの行動を支持する人がいるのだろうか。
それをあえて猫ひろしがしたのはなぜか。第1の怪である。
しかし、いくら猫ひろしがそういう行動を起こしても、カンボジアが受け入れなければ実現できない。
だが、カンボジアは猫ひろしをカンボジア代表と決定したのだ。
これが第2の怪。
中国卓球のように、自国からは選手層が厚くてとてもオリンピックに出れないので、他国の国籍を得てその国から出場という例はけっこうある。
しかし、それと猫ひろしの場合は同列で論じることができない。
さすが国際陸上連盟は最終的に認めなかった。
当然だと思う。
12日、猫ひろしが次のように記者会見した。
「これからもマラソンの活動をカンボジアでやる。リオ五輪へも挑戦できればと思っている」
猫ひろしが今後カンボジアとどのような関係を持って活動していくかが問われると思うが、4年後にカンボジア国民の支持を得て代表選手になれれば、それは「怪」ではない。
追記:私は猫ひろしというタレントは今回のことがあるまでは見たことも聞いたこともなかった。
タチイヌノフグリ 2012.5.12撮影 |
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今回この写真を選んだ理由は「イヌノフグリ」という名称だ。拡大写真を見るだけで「イヌノフグリ」の命名理由がわかるというものだ。しかし、私なら「イヌノハート」と名づけたい。
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