2012年5月2日水曜日

いつから「日米同盟」という言葉を?

いつ頃からだろう、気がついたら日米同盟という言葉が市民権を得ているみたい。
小泉のころからだろうか。
私の世代では同盟という言葉には大きな抵抗がある。
おそらく「三国同盟」を連想してしまうからだろう。
保守的で政権側にいる人もあまり使わなかった、いや使えなかった言葉だと思う。
それがいまや、「日米同盟の深化」「日米同盟の絆」。
このたびの訪米での記者会見では「日米同盟は新たな高みに達した」と野田はいっている。
かつては鬼畜米英だったのに。
あの戦争はアジア解放のための聖戦だった、天皇陛下万歳、あの時代はよかった、戦後レジームからの脱却、などと叫んでいる保守の人たちが「鬼畜米英」といわずに「日米同盟の深化」などと誇らしげにいっている。
もちろん私は米英を鬼畜だとは思っていない。


ナガミヒナゲシ 2012.4.29撮影
◆長い実をつけるヒナゲシ。年々目立つようになった気がする。園芸種のようにも見えるが、ヨーロッパ原産の野草だ。朝に咲き夕方には散ってしまう。

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