小泉のころからだろうか。
私の世代では同盟という言葉には大きな抵抗がある。
おそらく「三国同盟」を連想してしまうからだろう。
保守的で政権側にいる人もあまり使わなかった、いや使えなかった言葉だと思う。
それがいまや、「日米同盟の深化」「日米同盟の絆」。
このたびの訪米での記者会見では「日米同盟は新たな高みに達した」と野田はいっている。
かつては鬼畜米英だったのに。
あの戦争はアジア解放のための聖戦だった、天皇陛下万歳、あの時代はよかった、戦後レジームからの脱却、などと叫んでいる保守の人たちが「鬼畜米英」といわずに「日米同盟の深化」などと誇らしげにいっている。
もちろん私は米英を鬼畜だとは思っていない。
ナガミヒナゲシ 2012.4.29撮影 |
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