2012年5月16日水曜日

親水パークに思う

10年近く前になるか、地元に親水パークができた。
幅2メートルもない水路を整備し、写真のように歩道と平行して数十メートルの坂道を作った。
水面に近づいて水に親しんでもらおうというわけだ。
名づけて「親水パーク めだかの小道」。

親水パーク めだかの小道 2012.5.12撮影
外見はきれいになったし、めだかも季節によっては目にする。
水辺の植物もいろいろ楽しめる。
携わった街づくり委員会の方々に敬意を表したい。

しかし私は思う。
親水パークの理念に逆行したデザインではないかと。
歩道に柵(左側)は必要だろう。
しかし、親水のための坂道の柵(右側)は必要だろうか。
しかも、歩道の柵よりも高い。
水と親しくなることを拒絶するような柵である。

キショウブ 2012.5.12撮影
◆親水パーク写真撮影の背中側に繁茂していた。これも明治時代に園芸植物として日本にやってきたもの。水気のあるところで自生しているが、鉄道の沿線にも目立つ。

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