2012年7月16日月曜日

電力会社のやらせ どこまで懲りないのか

将来の原発の比率をどうするかについて国民の声を聞く意見聴取会が各地で行われている。
その会に電力会社の幹部や社員が出席して比率を最高にする意見を述べているらしい。
そのようすをNHKのニュース9で今見た。

電力会社のやらせについては去年九州や北海道で大問題になったばかりだ。
本当に懲りない人たちだ。
国民をなめているというか馬鹿にしている。
ここまで恥知らずになれるということが本当に信じがたい。

話は変わるが、今日東京で行われた「さようなら原発10万人集会」。
主催者発表では17万人の参加ということで大成功したみたいだ。
内容は明日の新聞を見てのお楽しみだが、画期的なことがあった。
午後7時のNHKニュースが集会のようすを大きく取り上げたのだ。

カンナ 2012.7.16撮影
◆カンナには色も形もいろいろあるみたいだ。園芸種にちがいないと思うが、川土手や河原の藪の中にもけっこう生えている。川土手周囲は年に何度か市がいっきに草刈りをするのだが、年により、または業者によりカンナの群生を残してくれる。しかし今年はどこもすべてなぎ倒された。むごい。

追記(2012.7.17): 意見聴取会での電力会社の発言は立場・身分を隠さず堂々と述べている。
これがまた唖然とさせる。
名乗って意見を述べているのだから問題ないだろうとの認識。
そもそもこれらの国民の意見を聞く会に電力会社関係のものが出席するだけでも問題だ。さらに意見を述べるとは。
その意見が原発撤退の意見ならまだしもだが。
主催者側(政府)も無作為抽出だというが、にわかには信じられないし、そうだとしてもはずすというのが良識ではないか。
電力会社も許せないが、主催者である政府の方がよりひどいということだ。
政府のやらせといった方が当たっているかも。

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