2012年7月26日木曜日

「メタボ検診で罰則」は本当にいいのか

7/17交付で特定健康診査の案内が届いた。
数年前から毎年送られてくる。
いわゆるメタボ検診だ。
私も一度だけ利用したが、そもそも2~3ヶ月おきにくわしい血液検査をしているので必要ないのだ。

ところで、7/25付赤旗の「メタボ検診で罰則」という記事を目にして何事かと思った。

赤旗2012.7.25付から













メタボの人は何か罰を受けるのかとよくよく読んでみた。
この検診でメタボやその予備軍と診断された人への保健指導の実施率がゼロの健康保険が罰則を受けるのだ。
つまり罰則をもってしてでもメタボの保健指導をさせようとしている。

罰則の中身は各健康保険に割り当てられている後期高齢者医療への財政負担額を増やすというものだ。

100歳まで長生きできるコレステロール革命」を書いた大櫛陽一教授は、メタボ検診は健康な人をメタボにして製薬会社をぼろもうけさせているといっている。
つまり将来の医療費を抑えるという目的で始まったメタボ検診は逆に無用な医療費を増やしているのだ。

大櫛氏の主張が正しいとするなら、「メタボ検診で罰則」というのはとんでもないことだ。
罰則付きで無理やり健康な人を病人にし、医療費を増やして製薬会社をもうけさせる。
どうかこの事実関係がまちがっていることを願っている。


◆2011年夏 北アルプスシリーズ ⑪ 常念岳

タカネスミレ 2011.7.26撮影
常念岳山頂近く。高山の岩礫地や砂礫地に生える。よく似たキバナノコマノツメというスミレがあって区別が難しい。

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