2012年9月1日土曜日

問責決議で自公迷走

8/29、参院本会議で首相問責決議案が可決された。
首相問責の理由は次のようなものだ。

 野田内閣が強行して押し通した消費税増税法は、2009年の総選挙での民主党政権公約に違反するものである。
 国民の多くは今も消費税増税法に反対しており、今国会で消費税増税法案を成立させるべきではないとの声は圧倒的多数となっていた。
 最近の国会運営では民主党・自由民主党・公明党の3党のみで協議をし、合意をすれば一気呵成に法案を成立させるということが多数見受けられ、議会制民主主義が守られていない。
 参議院で審議を行うなか、社会保障部分や消費税の使い道などで3党合意は曖昧なものであることが明らかになった。
 国民への約束、国民の声に背く政治姿勢を取り続ける野田佳彦内閣総理大臣の責任は極めて重大である。
 よってここに、野田佳彦内閣総理大臣の問責決議案を提出する。

この決議案は国民の声に背き民自公の3党によって消費税増税を決めたことを問責している。
つまり自民党をも問責しているのだ。
その決議案に自民党は賛成した。
わけがわからない。

公明党は「福祉の党」という看板を掲げながら消費税増税にひた走り、その法案が可決したことをわが党の力だと自慢している不思議な党だ。
公明党はこの問責決議案の採決は棄権したのだが、自民党に比べれば筋が通っているのだろうか。

――ここから引用(赤旗2012.8.31付)


互いに「わけわからないぞ」 民自公増税連合

 首相問責決議案への態度が問われた29日の参院本会議。公明党は野党ながらも採決を退席し、政府・与党を事実上信任しました。先の衆院の内閣不信任決議案に続いて、民主党政権を“信任”したのは2度目。大増税の「最大の功労者は公明党」(公明新聞・18日付)と誇示するだけある行動です。

 採決を前に空っぽになった公明党の議員席は、この党が国民に顔向けできない存在になったことをよくあらわしています。この苦しい行動には、友党・自民党からも「消費税法案に賛成するのに大変な決断をして、組織全体に説明するのに苦労されていた」(片山さつき氏)との声が上がりました。

 その自民党はといえば、衆院の内閣不信任案採決には消費税増税法の成立に協力するために欠席したのに、この日はもろ手をあげて賛成しました。

 民主党が「問責の提案理由では3党合意が痛烈に批判されている。あなたたちの政治決断が問責理由になっている」(竹内則男氏)となじれば、「問責に値することは完全に一致している」(川口順子氏)と居直る―。片や自らの公約を投げ捨て、他方は解散に追い込むため自らの政治行動を否定するという、双方ともに道理のない行動。互いに「わけわからないぞ」とやじと怒号を飛ばしあう“増税仲間”の醜い争いを国民にさらしました。


◆2011年夏 北アルプスシリーズ 33 三俣蓮華山から高瀬ダム


? 2011.8.1撮影
あと15分で水晶小屋(前回のイワツメクサと同じ場所)。タカネグンナイフウロかと思ったがちがうみたいだ。ちょっと調べたのだが特定できない。わかりしだい更新する。

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