この条例はけっさくだ。
第7条は「子どもの役割」として次のような条文だ。
「子どもは、いじめを受けた場合には、一人で悩まず、必ず家族、学校、友達及び関係機関などに相談するものとする」
これが大津市議会の政策検討会議で2か月以上にわたって論議して出てきたものだという。
議員という立派な立場にある大人たちがよってたかって議論してこれだ!
何という無能! 何という馬鹿らしさ!
(さすがに共産党市議団は反対している)
いじめを受けて悩んでいる子どもがまわりに相談しなかったら条例違反で罰するというのか。
さらに第6条は「保護者の義務」として「…愛情をもって育まなければならない」とある。
愛情を条例で強制するとは恐れ入る。
大津市は学校も教育委員会もバカの集まりだと思っていたが、この条例が可決されるようであれば議会はそれに輪をかけた馬鹿ということになる。
本当に子どもたちがかわいそうだ。
*このブログもだんだん品がなくなってくるようでこわい。
◆2011年夏 北アルプスシリーズ 46 三俣蓮華岳から高瀬ダム
タマガワホトトギス 2011.8.2撮影 |
追記:2013.1.17 このばかばかしい条例は、さまざまな分野から疑問や反対の声が出され、昨年12月議会では上程が見送られている。
それでも今年の2月議会での上程をめざすとしている。
大津市議会の愚かさにつける薬はないものだろうか。
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