2012年9月10日月曜日

笹原留似子「おもかげ復元師」

赤旗8/26付読書のページに笹原留似子「おもかげ復元師」の紹介があった。
赤旗8/26付
一読してすごい人がいるなと思った。
すると、9/2付の赤旗日曜版に「人間ドキュメント」として1面全面に彼女の記事が載った。
ますます驚いてしまう。

彼女が10年前にこの仕事を始めたとき、最初の3日でやめようと思ったという。
初めての遺体は腐敗していて、先輩の納棺師はできませんと言う。
笹原も神社で「どうか今日見たものを私の記憶から消してください」と祈った。

しかし、いくら消そうとしても遺族の泣き声が耳から離れることはなく、遺族の悲しみを少しでも軽くしてあげたいと決意。
復元技術を独学で身につける。

遺体復元師といえば、映画「おくりびと」を思い出す。
とてもすばらしい映画だったが、あの遺体復元とはひと味もふた味もちがった笹原のやり方だ。

さっそく図書館に予約しようとしたが、広島市の図書館にはまだこの本がないみたいだ。


◆2011年夏 北アルプスシリーズ 37 三俣蓮華岳から高瀬ダム

ミヤマシシウド 2011.8.1撮影
ハクサンボウフウに似るが、それより大型になる。しかしミヤマシシウドはもう少し低い場所に育つはずだからちょっと自身がない。まわりにけっこういろんな植物が咲いている。左の方に小さな紫の花が見える。ミヤマクワガタではないだろうか。

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