いわんこっちゃないという感じだ。
多くの人が原発再稼働と重ね合わせただろうと思う。
安全だ安全だといいながら無理強いし、それみろということになったら取り返しがつかない。
さてオスプレイだ。
政府はこのヘリコプターのお化けみたいなやつを普天間に配備しようとしていたのだが、沖縄の反対の声に押されて、先に岩国にもってこようなどという姑息なことを考えていた。
くわしいことは徳岡宏一朗氏のブログがおすすめだ。
こいつは開発段階から多くの事故を起こし、「未亡人製造機」という別名がついている。
前から思っているのだが、「未亡人」という言葉はすさまじい。
「未だ死んでない人」という意味だ。
この言葉が今の時代でも死語になっていず、平気で使われている。
徳岡氏のブログでもこだわりなく頻繁に出てくる。
この方がすさまじいのかな。
今日の赤旗の一面コラムもオスプレイだ。
最初の部分を引用する。
「あれから1週間もたっていません。防衛省が発表したのでした。アメリカ政府は『新型輸送機オスプレイの安全性に何ら問題はない』といっている、と。しかし、オスプレイはまたも墜落しました。米空軍のフロリダでの訓練中でした。試作のころから数え、分かっているだけで9回目の墜落です。8回目までに36人の命が失われ、『夫を亡くした女性製造機』の別名がつきます」
赤旗も以前は「未亡人製造機」なる単語をそのまま使っていたのだが、ここではじめて「夫を亡くした女性製造機」という表現を使っている。
さすが赤旗だが、なかなか苦しい言い回しだ。
でもしょうがない。
いい日本語がないのだ(後家、寡婦)。
和英辞典を引くと未亡人は widow とある。
とくに深い意味はなさそうだ。
となると日本独特の言葉かな。
ヒルザキツキミソウ 2012.6.14撮影 |
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