彼が赤旗のスポーツ面に不定期でコラムを連載している。
今日は久しぶりに掲載されていたので全文引用する。。
――ここから引用(赤旗2012.11.9付)
勝ちたい一心の不正 誤りをただす姿勢が必要
プロ野球の日本シリーズ第5戦(11月1日)で起きた「事件」をご存じの方は多いと思います。
巨人が5―2のリードで迎えた四回裏、バントをしようと構えていた巨人の加藤健選手が内角高めにきたボールをのけぞってよけ、倒れ込んで頭をかかえました。球審は死球と判断、日本ハムの多田野数人投手を危険球で退場処分にしました。
しかしテレビのリプレーは、ボールが加藤選手に当たっていなかったことを見せつけました。ただサッカー同様、プロ野球でも特殊な場合を除き判定に当たってビデオを参照することはできません。日本ハム側の猛烈な抗議にも判定が変わることはありませんでした。
ボールが頭に向かってきた加藤選手の恐怖は計りしれません。しかし実際にボールが当たったかどうかは、誰よりも本人がわかったはずです。
人間の目で行う判定には限界があります。さらにその審判の目をだましてやろうという行為が加われば、審判は「ピエロ」になってしまいます。
不思議なのは、サッカーで言う「シミュレーション(審判をだまそうという行為)」が明らかであるのに、巨人側から何の反応もなかったことです。
思い出すのはイングランド・アーセナルのベンゲル監督の行動です。負傷者が出て相手が外に出してくれたボールから自分のチームが決勝点を挙げてしまったことに納得せず、試合後に自ら「再試合」を提案したのです。
本来なら選手自身が「驚いたけれど当たってはいなかった」と正直に言うべきだと思いますが、それができなかったら、せめて、事後でもかまわないから所属チームの責任ある立場の人(監督やチーム代表)が謝罪すべきだと思うのです。
日本サッカー協会は「リスペクト」(敬意・尊重)の精神を広めるために特別プロジェクトまで展開しています。にもかかわらず、今夏のロンドン五輪でなでしこジャパンの佐々木監督に相手チームへの「リスペクト」に欠ける行為があったとき、協会として何の謝罪もしませんでした。自らの直接管理科のチームで「リスペクト」の精神に反する行為があったのに「ほおかぶり」してしまうようでは、どんな立派なプロジェクトも力を失います。
スポーツの現場では、勝ちたい一心でいろいろなことが起こります。責任ある立場でそれを正していく姿勢がなければ、スポーツは人々から嫌われ、やがて滅んでしまうでしょう。
引用ここまで――
全面的に賛同する。
加藤については塁に出て顔を上げられなかったというから後悔しているのだろう。
巨人は昔から嫌いだ。
広島カープが勝つより巨人が負ける方がうれしいぐらいだ。
原はいったいいつまで監督をしているのかといいたい。
サンデーモーニングで張本は「いい選手はいい役者であれ」とよく言う。
隠し球などのもうスポーツのスの字も感じられないような低劣な行為も肯定している。
サッカーの佐々木監督については、最近続投が決まった。
やっと退場すると思っていたのでがっくりだ。
佐々木、沢、宮間の3人は五輪での不祥事の反省がまったく足りない。
反省しているのかどうかさえわからない。
ならば、もっと責任ある立場の人がきちんと総括するべきだと思う(大住氏と同意見)。
◆ アカミタンポポ(キク科タンポポ属) ◆
アカミタンポポ 2012.11.9撮影 |
アカミタンポポの実 2012.11.9撮影 |
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