以下は番組案内から。
敗戦から67年を迎える太平洋戦争。勝敗はとっくに決していたにもかかわらず、なぜもっと早く終えることができなかったのか。NHKは研究者の共同調査で、戦争末期の日本の終戦工作を伝える大量の未公開資料を、英国の公文書館などから発見した。日本は本土決戦が不可能なことを認識していた。にもかかわらず、決断ができなかったのである。情報の非共有、権限への逃避。リーダーと組織が機能しなかった真相を解き明かす。
くわしい番組内容は触れないが、番組の最後で高木惣吉という海軍少将の手記が紹介された。
彼は海軍上層部の意向を受けて戦争終結に向けた秘密工作をおこなっていた。
その手記を紹介したかったからこの投稿をした。
現実に太平洋戦争の経過を熟視して感ぜられることは、戦争指導の最高責任の処務に当たった人々の無為、無策であり、意志の薄弱であり、感覚の愚鈍さの驚くべきものであったことです。反省を回避し過去を忘却するならばいつまで経っても同じ過誤を繰り返す危険がある。勇敢に真実を省み批判することが新しい時代の建設に役立つものと考えられるのであります。
◆2011年夏 北アルプスシリーズ 31 三俣蓮華岳から高瀬ダム
イワオウギなど 2011.8.1撮影 |
0 件のコメント:
コメントを投稿