そのためか実況を見ていないのだが、赤旗の記事を見て感動してしまった。
アメリカのハリソンがアメリカに柔道界初の金メダルをもたらした。
そのことに感動したのではない(するはずがない)。
次のような記事だ。
――ここから引用(赤旗2012.8.4付)
“もうひとりの勝者”を祝福
日本勢が早々と姿を消した2日の柔道。会場「エクセル」の畳の上で熱く、すがすがしい光景が広がりました。
女子78キロ級の決勝戦でした。米国初の柔道金メダルがかかるケイラ・ハリソンと、地元英国のジェマ・ギボンズが対戦。会場の興奮は最高潮に達しました。
国際大会で目立った実績のないギボンズでしたが、ここまで破竹の勢いで勝ち上がりました。準決勝では。世界選手権優勝のオードリー・チュメオ(フランス)に鮮やかな内股で延長一本勝ち。投げ終えた姿勢のまま、うれし涙を流しました。
ところが決勝は、ハリソンのパワーに押されます。有効な技を繰り出せないまま、敗れてしまいました。
正座の姿勢のまま、その場にへたり込むギボンズ。会場もため息に包まれたときでした。
勝利したハリソンが、ギボンズの腕をつかみ、高々と掲げました。ボクシングで審判が試合の勝者を告げるしぐさです。ギボンズの表情が、ぱっと晴れわたり、笑顔が浮かびました。
自身も、米国柔道界にとっても偉業を果たしたハリソン。感激のあまりに、対戦相手の存在を忘れ、大喜びしてもおかしくありません。
それでも勝者は、もうひとりの“勝者”をたたえました。その姿に、観客席からは大きな拍手と歓声が降り注ぎました。
泣ける話ではないか。ライブで見たかった。
◆2011年夏 北アルプスシリーズ 21 槍ヶ岳から三俣蓮華岳
ミヤマダイモンジソウ 2011.7.30撮影 |
ダイモンジソウは園芸種でもよく見かける。野生の低地に咲くダイモンジソウもある。それの高山型だ。みんな「大」の字をしている。
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