2012年8月14日火曜日

ボクシング金 村田諒太の含蓄ある言葉

バンタム級48年ぶりの金メダルということで大いに話題になった村田諒太。
テレビで見ていても、歳に似合わず落ち着いた言動でただ者ではないなと思わせた。
今日の赤旗1面コラムに含蓄にとんだ言葉として彼のコメントがのっている。

「他の人より少し才能があり、少し努力をしただけ。これがゴールだと思えば泣き崩れていたかもしれないが、これ(金メダル)がぼくの価値ではない。これからの人生がぼくの価値。恥じないように生きていく」

謙遜と傲慢と誠実が入り交じったような言葉だ。
メダル獲得直後のコメントとして、たしかにこれほど含蓄あるものはめずらしいのではないか。

このコラムでは体操の内村航平の言葉ものっている。

「自分の力だけではここまでこられなかった。感謝の気持ちでいっぱい。一番大きい試合の一番いい色のメダルを取ったが、満足していない。あしたからは過去になる。自分には理想があるし、それを達成しても終着点ではない」

彼も若さに似合わず落ち着いた雰囲気でこのような独創的な言葉をサラッと言う。
内村もすばらしいと思うが村田の言葉はその上を行っているようだ。


◆2011年夏 北アルプスシリーズ 28 三俣蓮華岳から高瀬ダム

雲ノ平 2011.8.1撮影

槍ヶ岳 2011.8.1撮影
槍ヶ岳を中心にずっと歩いてきたが、この日になって初めて槍ヶ岳を目にした。それほど悪天候続きだった。そのせいか、前日は熱が出てどうなることかと思った。登山中の発熱は初めての体験だった。写真は鷲羽岳に登る途中。

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