2012年12月13日木曜日

自民圧勝予想と小選挙区制

前回「国民はこの単純な事実になぜ気づかないのだろうか。気づいていてなおかつ自民党を支持するのだろうか」と嘆いてみたが、小選挙区制という視点を欠いていた。

大手全国紙は「自公300議席超す勢い」といった表現で予測報道をしているらしい。
300議席といえば300/480で全議席の約63%を占める。

NHK世論調査(12/10)の自公の支持率を合わせると30.7%。
単純に考えると3割の支持で6割の議席を得ることになる。
これが小選挙区制の一番の特徴だ。

つまり、私が大げさに嘆くほど自民党に支持が集まっているわけではないのだ。

以上のことに気づいたのは今日の赤旗の記事だ。

赤旗2012.12.13付 レイアウトは変えた
小選挙区制は本当にひどい制度だ。
小泉の郵政選挙、民主党の政権交代劇…
国はこの制度に翻弄されてきた。
共産党などの小政党はそのあおりを食らいっぱなし。

この小選挙区制の弊害を少しでも改善するために比例区がもうけられている。
自民・民主などはこの比例区の定員を何としても削減しようとしている。
その理由が庶民に増税を我慢してもらうために「我らも身を削る」というのだから開いた口がふさがらない。

もしも比例区の180が100にでも減らされるようであれば、共産党や社民党は壊滅だ。
「戦争反対」の声は封じられてしまう。
まさに「民意が削られる」ということだ。

◆ ビンズイ(スズメ目セキレイ科タヒバリ属) ◆


ビンズイ 2012.12.4撮影
前回のコサギと同じ場所だ。撮るときは何かわからずに撮っている。パソコンで見ても最初はスズメだろうぐらいにしか思っていない。何度か見ているうちに、ちょっとスズメとはちがうかなと思い、図鑑で調べてみた。ビンズイが一番近い。そこで友人の鳥博士に問い合わせると、はたしてビンズイだった。その博士も4~5回しか見たことがないと言っていた。

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