私がこの言葉の真の意味を知ったのは、30歳頃に読んだ本多勝一の「中国の旅」だった。
ところが、日中友好協会が発行している日中友好新聞が昨年1年間連載した「中国本土に現存する万人坑と強制労働現場を訪ねる」を読んで、その悪魔の所業のすさまじさにあらためて慄然とした。
| 佐渡金山 2017.10.1筆者撮影 |
| ホロコースト記念碑(ベルリン) |
2005年11月1日、国連総会はナチス・ドイツ政権により、600万人以上のユダヤ人、20万人のロマ人、25万人の身体及び精神障害者、1万5千の同性愛者が迫害され大量に殺害されたホロコーストを確認し、憎悪、敵対感情、人種差別、偏見がもつ危険性を永遠に人々に警告することを目的とした国際連合総会決議60/7を採択した。
1月27日はアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所がソ連軍によって解放された1945年1月27日を基準としている。
「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」ともいう。
つまり、あのホロコーストを決して忘れまいと世界中で毎年確認する日だ。
この日の前後、世界各地で記念行事が行われている。
| 岸田文雄 2021.9.3 |
自民党の総裁選からはや4カ月。
政権党とはいえ、そしてその総裁が自動的に日本の総理大臣になるしくみとはいえ、あくまで一政党の党首選である。
それが電波ジャックともいえるような状況で毎日毎日総裁選を垂れ流すテレビ報道の中で、最も注目を引いたのが岸田の「新自由主義からの転換」発言だった。
2年前に拙ブログ「『自助・共助・公助』と言い続ける管首相の無知蒙昧」で、世界は新自由主義からの転換をめざしているのに、相変わらず管首相は「自助・共助・公助、そして絆」などとトンチンカンなことを言っていると書いた。
しかし、ここにきてついに日本でも「新自由主義からの転換」と言い出す党首候補(実質首相候補)が現れた!?
本当かいな、とにわかには信じがたかった。
2015年にドイツのメルケル首相が来日したとき、彼女の記念講演が朝日新聞社の浜離宮朝日ホールで行われた。
(ああ、メルケルは2021年12月8日に首相を退任し、政界を引退したのだった)
その記念講演と講演後の質疑応答のすべてはドイツ大使館のHPに掲載されている。
その中から原発問題に関する部分を抜き出してみる。
――ここからメルケルの講演会(2015/3/9)からの引用
| 2015.3.9 メルケルの来日記念講演 |