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| 角川ソフィア文庫 |
その草案ができあがったのが2月10日という説があって、これが安倍も言っている「たった8日間で…」の根拠なのだが、じっさいには2月11日まで作業は持ち越している。
つまり、9日間で草案はできたのだが、どちらにしても「たった9日間で…」ということで、ひじょうな短期間であることにはちがいない。
*鈴木昭典著「日本国憲法を生んだ密室の九日間」(角川ソフィア文庫)では、2月4日から2月12日の9日間としている。
民政局のメンバーが安倍の言うように「全く素人の人たち」ではないにしても、いや、むしろまれに見る優秀なメンバーだったとしても一国の憲法の草案を作り上げるには無理があるのではないか。
もちろん民政局は不眠不休に近い形でこの9日間を草案づくりに没頭した。
それにしても、と誰しも思うが、その背景にはそれを可能にしたいくつかの要因があった。




