NHK・BSプレミアムで2年ぐらい前からはじめていた「山田洋次が選んだ日本の名作100本」シリーズが今年の3月で終了した。
前半の50本が「家族編」で後半の50本が「喜劇編」、合わせて100本、できるだけ観ようとがんばった。
ここでは「喜劇編」について書く。
このシリーズをはじめるにあたって、山田洋次監督は次のようなメッセージを視聴者に送っている。
かつて、映画館には喜劇があふれていた。
正月は満員の映画館で観客がみんな笑っていた。
寂しいことに、今は笑える映画が少なくなっている。
そんな思いを抱きながら、喜劇50本を選びました。
日本映画がどれだけ素敵な喜劇を作ってきたか、その笑いの数々をこの機会に体験してほしい思います。