1945年の暮れから翌年にかけて、政党を含む民間の憲法草案がいくつも世に発表された。
そのどれもが政府の松本蒸治案に比べればすぐれているわけだが、なかでも、憲法研究会のものが抜きんでていたようだ。
ちょうど10年前の2007年、つまり日本国憲法施行60周年の年、NHKは2本のすぐれた憲法特集番組を製作した。
ETV特集「焼け跡から生まれた憲法草案」とNHKスペシャル「日本国憲法 誕生」だ。
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| 2007.2.10放送 ETV特集「焼け跡から生まれた憲法草案」 |
NHKスペシャルの方は時間的にも時代状況的にもやや広い見地から憲法誕生までをまとめたものであるのに対し、ETV特集は「憲法研究会」に焦点をあてて製作している。
この2本の番組を見てさえいれば、安易に「押し付け憲法」論に与することはないだろう。
果たして安倍はこれを見たかどうか。