6月16日、軍拡財源法案(防衛費増額の財源確保法案)が国会で成立した。
この法律の中にはさまざまの信じがたいような財源確保策が含まれているが、突き詰めて言えばこれからの5年間で軍事費の総額を43兆円確保するという。
現行と比較してみよう。
ABEMA TIMES から |
わが国に対して急迫不正の侵害が行われ、その侵害の手段としてわが国土に対し、誘導弾等による攻撃が行われた場合、座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨とするところだというふうには、どうしても考えられないと思うのです。そういう場合には、そのような攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限度の措置をとること、たとえば誘導弾等による攻撃を防御するのに、他に手段がないと認められる限り、誘導弾等の基地をたたくことは、法理的には自衛の範囲に含まれ、可能であるというべきものと思います。— 1956年の鳩山一郎首相答弁(船田中防衛庁長官代読)