COP19(国連気候変動枠組条約第19回締約国会議)がワルシャワで開かれている(11日~22日)。
地球温暖化によるさまざまな具体的危機にさらされている世界各国は、一刻の猶予もないという緊迫感で対策を立て、国際協力によりこの危機を回避しようとしている。
そのCOP19に日本政府はどのような方針で臨んでいるのか。
赤旗によれば、日本は温室効果ガス(6種類あるが、代表的にはCO
2)「2005年比3.8%削減」という目標を示すらしい。
京都議定書(1997年COP3)に発する地球温暖化対策における温室効果ガス削減目標は、つねに1990年比で議論されてきた。
たとえば、先進国全体で2012年までに1990年比で-5%、日本は-6%、EUは-8%といった具合だ。