新型コロナ １日の新規感染者数、人口比では知らぬ間に広島県が最多！

2020.12.14 NHK 「7時のニュース」から

新型コロナの感染が第３のピークを迎えていまだ終息の気配がない。

医療関係者などの専門家や共産党は早い段階から口を酸っぱくしてGoToトラベルを中止しろと言っている。
専門家に限らず、常識人であれば誰だって人の移動が感染拡大に大きく寄与していると思う。

ところが管政権は、GoToトラベルを来年６月まで延長することを決め、そのための予算を予備費から3000億円支出することを閣議決定した。

気が遠くなりそう。

＊きのう（12月14日）になって、ようやく見直しを発表したが、来年６月までの延長とそのための予算3000億円は変更していない。

志位委員長は、菅の所信表明演説にコロナ対策についての方策がまったくなかったことを評して「中身が全くない。スカスカだ」と述べた。

以来、私は管首相のことをスカ首相と呼ぶことにした。

2020.11.16 バッカ会長とスカ首相

話は少しずれそうだが、11月15日、IOC会長のバッハが東京オリンピックについて話し合うために来日した。

彼については特に感想もなかったが、彼がチャーター機でやってきたことを知って、以後バッカ会長と呼ぶことにした。

日本の五輪組織委員会会長は森喜朗だ。

彼は首相時代「脳のサメ」とか「シンキロー」と呼ばれていた。

来年の東京オリンピックをどうするかについて、バッカ会長はスカ首相、シンキロー組織委会長、女帝都知事らと会談した。

それで「大会を必ず実現する」ことを確認した。

「人類が新型コロナに打ち勝った証として」東京オリンピックを開催するのだという。

（ちょっと前までは「福島が復興した証として」と言っていたよね）

一方でGoToトラベルは来年６月まで延長？！

頭がクラクラしてくる。

本題に入ろう。

最近何人かの知人から、感染者は人口比では広島が東京より多いらしいよと聞かされた。

広島市在住の高齢者である私は心穏やかでなくなる。

そこで、前回は世界を相手にして(^0^）データをこねくり回したが、今回は日本の感染データをいじってみることにした。

昨日のNHK７時のニュースで報道された都道府県別の新規感染者数をもとにして、10万人当たりの感染者を計算してみた。

右表はNHK７時のニュースの数字を使っての感染者数（実数）の多い順だ。

東京、大阪、北海道と毎日のようにワースト３でおなじみの通り。

が、たしかに広島が知らぬ間に異常に感染者が多くなっている。

都道府県の人口は2015年の国勢調査の数字が最新なのだが、Wikipediaに推計人口（2020年）という聞き慣れない数字が載っていて、これを使用した。

単純に人口で割って、10万人当たりの感染者数を計算し（もちろん表計算です）、その多い順に並び替えてみた（もちろん表計算です）。

その結果が左表。

みごとに広島がトップ。

それも断トツ。

なんでこうなったのか。

広島県のHPを見たら、湯崎県知事が「広島積極ガード宣言」と銘打って（女帝小池のマネか）、12月12日に動画をアップしている（YouTubeではこちら）。

以前から言い古されていることばかりで、何の新鮮味もない。

しかも県民に行動を要請するばかり。

せめて、広島県発着のGoToトラベルはやめるよう、GoToイートも中止するよう国に「広島積極要請宣言」でもしたらどうかと思う。

追記 本日21時10分：今日のNHK７時のニュースを見ていたら、「西村経済再生相が、広島県からの要請を受けて、全国一斉に一時停止する12月28日よりも前に、広島市を対象から外すことも視野に調整を進めていく考えを示しました」と流れた。
湯崎知事が私のこのブログを見てそのような行動を起こしたということはありえない（書くまでもないけど）ので、そこのとこよろしく。

私の息子は愛知県の大学へ通っているのだが、年末は就職の関係で広島へもどってくる。

私はもどるなといいたいが、就職の手続きがあるのでしょうがないし、息子は家恋しで１日でも早くもどってきたいようす。

悩ましい。

とにかく「勝負の３週間」とか「マスク会食」とか、「帰省・旅行の自粛」とかいって人と人との接触に自粛（ブレーキ）を要請しながら、いっぽうでGoToトラベル、GoToイートで異動・接触のアクセルを踏みまくる。

もはや人災といってもいいコロナ禍だ。

この支離滅裂のスカ政権をなんとかして欲しい。

 五島列島シリーズ㊴  ◆ アコウ（クワ科イチジク属）◆

アコウ　2018.5.12撮影　宇久島

案内板に佐世保市天然記念物とある。「絞め殺しのき木」ともいわれ、なかなかこわい木だ。初めて見た。