2020年1月12日日曜日

自民党・村上誠一郎「安倍政権は後世から史上最低の政権との烙印を押される」

「桜を見る会」の野党合同ヒアリングをほぼ毎回YouTubeで視聴している。
1月9日時点ですでに21回。
だいたい1時間前後で、ときには2時間近くになるときも。

立憲民主党の原口(国民民主党でした:訂正)、黒岩といった政治家を見直す一方、安倍への忖度からか、はたまた上司の命令か、知力を尽くして安倍を守るために滑稽な答弁を繰り返す課長クラスの官僚たちを複雑な思いで見ている。

常人であれば、誰だってここまで政治・行政・税金を私物化した安倍という男を許せないだろう。

ちまたでは、偽造ねつ造安倍晋三と言ってるそうな。

しかしながら、いまだに安倍はそんなことどこ吹く風かと、参院選で国民の支持を得たので憲法改正を自分の手で成し遂げるとか、切迫した中東情勢に対して、「当事者に自制的な対応を強く求める、緩和と安定化のため外交努力を尽くす」といいながら自衛隊に派兵命令を出すなど、相変わらず支離滅裂なことを言ったりやったりしている。

ところで、私は「週刊金曜日」という雑誌を妻の知人から月遅れでもらって読んでいるのだが、2019.12.6号の「西川伸一の政治時評」というコラムでおもしろい記事を目にした。

西川伸一(明治大学教授)のゼミで講演した自民党の村上誠一郎衆院議員が大要次のように述べたということだ。

村上誠一郎
――ここから村上誠一郎の弁(大要)

安倍晋三首相は歴史の法廷に立てない。
安倍政権は後世から史上最低の政権との烙印を押されるだろう
中曽根氏は「政治家の人生は、その成し得た結果を歴史という法廷において裁かれることでのみ、評価される」と書いている。
安倍首相にはその資格すらないということだ。

なぜ安倍政権は史上最低なのか。
安倍政権下で政治はポピュリズムと化し、財政は債務不履行寸前であり、金融ではスーパーインフレの足音が忍び寄っている。
公認権、ポスト、カネのすべての差配を党執行部が握っているためヒラメ政治家ばかりになり党内に人材が育たない。
その元凶は小選挙区制導入にある。
一方、「桜を見る会」問題の本質は、首相による公金を使っての有権者の買収だ
2014年に当時の松島みどり法相は祭りで有権者にうちわを配って法相辞任に追い込まれた。
当然首相も辞めるべきだ
ところが、この本質を糊塗するために官僚たちは汲々としている。
内閣人事局設置以降、官僚たちは官邸の奴隷に成り下がってしまった

ここまで村上誠一郎の弁――

村上誠一郎といえば小泉内閣や森内閣で大臣や副大臣を務めた当選連続11回の自民党現役衆議院議員だ。
その彼にここまで言われて安倍は何も言い返すことができないし処分することもできない。

村上の言葉を借りて、私は次のように言っておきたい。

安倍晋三は後世から史上最低の醜悪極まる総理大臣だったとの烙印を押されるだろう。


 五島列島シリーズ⑲  ◆ ハマウド(セリ科シシウド属)◆


ハマウド 2018.5.6撮影 福江島 三井楽長崎鼻の海岸
海岸の草地に生える高さ1メートルを超える大きな植物だ。炒めたり天ぷらにして食用にできるそう(食べたことはない)。

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