2021年3月23日火曜日

「チーム・オベリベリ」乃南アサ著 外見も中身も分厚く重い

10日ほど前、図書館から予約した本が届いたと通知があった。
コロナ禍などで一時図書館も閉鎖されたりして、久しぶりの通知だった。
予約した本は何冊もあるし、どれが届いたのか分からず受け取りにいくと、「チーム・オベリベリ」という本だった。

題名に記憶がない。
しかも、分厚く重い。
帰って計ってみると、厚さ4.7センチ、重さ761グラム。
672ページ。
単行本1冊でこれほどの物を手にした記憶がない。
せめて上下二巻に分冊してくれればいいものを。
就寝時に寝っ転がって読むので、持っているだけでたいへんだ。

2021年3月21日日曜日

2020年の日本映画と各種映画賞に思う

昨年は映画館へ10回通った。

10年ぐらい前までは年に40~50回足を運んだものだが、結果的にお金を払ってわざわざ映画館まで行って良かったといえるような映画は本当に少ないし、2年もしないうちにテレビで見れるなどと思って、以来ぐんと映画館に行くことが少なくなった。

この1年間で見た邦画は「Hukushima50」「中島みゆき 夜会Vol20 Little Tokyo」「スパイの妻」「鬼滅の刃」の4本。

「Hukushima50」は観たいとは思わなかったが、妻が行きたいというので付き合った。
俳優陣といい映画のつくりからして大作といえる映画のようだが、大きな違和感というか、しらけた気分が残った。

2021年3月3日水曜日

ニワトリの幸せ

赤旗 2020.11.6付
昨年の11月6日に右のような小さな赤旗記事を目にして目をむいた。 

ミンク1500万匹殺処分!

1500匹ではない。
1500万匹!

途方もない数だ。
ちなみにデンマークの人口は580万人だ。

NationalGeographicから
さらに、野生にしても飼育にしても、毛皮のために動物を殺すなどという野蛮なことは20世紀の終盤にはとうに廃れたものだと思っていたものだから、それが、しかもデンマークという世界に名だたる福祉国家が世界最大の毛皮生産国だったということと合わせて驚いてしまった。

世界一幸福な国デンマークというのは、もちろんそこに住む国民の幸福のことだが、それにしてもミンクにとっては世界一不幸な国になっているのはどう考えるべきか。