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2012年9月29日土曜日

安倍自民党新総裁 軍国主義の亡霊が再復活

安倍晋三が自民党の総裁に選ばれた。
ただそれだけであれば自民党らしくてけっこうなことだとも思うが、総理大臣になるかもしれないとあっては動揺してしまう。

前のブログで石原伸晃は大嫌いだと書いたが、安倍晋三はその百倍ぐらい嫌いだ。
憎しみさえ感じてしまう。

今日(9/29)のNHK土曜ドラマ「負けて勝つ」で出てきた服部卓四郎を見て、安倍とそっくりだと思った。
まさに戦前の軍国主義の亡霊だ。

安倍は「やり残したことがある」と言って自民党総裁になった。
総理大臣になってやり残したことをやりとげたいということだ。

2012年9月28日金曜日

馬鹿げた大津市のいじめ条例案

「大津市子どものいじめの防止に関する条例」というものが大津市の全議員に報告され、来年4月施行をめざしているという。

この条例はけっさくだ。
第7条は「子どもの役割」として次のような条文だ。

「子どもは、いじめを受けた場合には、一人で悩まず、必ず家族、学校、友達及び関係機関などに相談するものとする」

これが大津市議会の政策検討会議で2か月以上にわたって論議して出てきたものだという。
議員という立派な立場にある大人たちがよってたかって議論してこれだ!
何という無能! 何という馬鹿らしさ!
(さすがに共産党市議団は反対している)
いじめを受けて悩んでいる子どもがまわりに相談しなかったら条例違反で罰するというのか。

ロンゲラップピープルとアメリカの犯罪

ビキニ環礁でアメリカが核実験を行っていたのは1946年から1958年だ。
実に23回(近辺も含めると66回)もの実験をしている。
それ以後のソ連やフランスの大気中核実験を含め、世界中にまき散らされた放射性物質は地球上のすべての生物に何らかの影響を与えているはずだ。

ビキニで行われた最大規模の核実験が1954/3/1の水爆ブラボー(広島型原爆の1000倍)。
第五福竜丸の被爆で知られているが、ここでの話題はマーシャル諸島ロンゲラップ島の人々の被爆だ。

ロンゲラップの島民は避難させられることもなくブラボーの洗礼を受けた。
子どもたちは死の灰を体にかけて遊んだ。
急性放射能障害が島民を襲い、アメリカはマジェロ環礁エジェット島へ島民を移す。

2012年9月26日水曜日

石原親子の人権感覚

石原伸晃がテレビ番組で生活保護受給者を「ナマポ」と呼んだらしい。
私は知らなかったのだが、ナマポは生保受給者の別称だということだ。
中国人を「チャンコロ」などと呼ぶのと同じなのだろう。
赤旗9/15付
石原伸晃という男は大嫌いだ。
貧相な顔つきで知性に欠けたしゃべり方をする。
幼稚で小心なくせに尊大なところを見せたがる。
えらそうにしゃべるが話の中身は何もない。
そもそも石原慎太郎の息子ということで好きになれない。

2012年9月24日月曜日

旧日本軍毒ガス訴訟 中国人の訴えまたもや棄却

この事件は2003年に中国・チチハル市で旧日本軍が遺棄したドラム缶から毒ガスが漏れて1人が死亡、43人が負傷したもので、チチハル8.4被害者を支援する会のブログにくわしく載っている。

日本政府もそのドラム缶が旧日本軍が遺棄したものと認め、遺棄化学兵器処理事業にかかわる費用として3億円を支払った。
しかしその3億円は被害者に対する賠償が目的ではなかったので、今なお多くの被害者が苦しんでいる。

そこで被害者たちが2007年に日本政府を相手に国家賠償請求訴訟を起こし、2010年に判決が出た。
その判決は、日本軍が遺棄した事実を認定し、日本政府はチチハルに遺棄した毒ガスによって被害がおこることを予見することができたとし、被害者が被毒直後に重篤な身体的状況に陥ったこともしっかり認定したものの、この毒ガスの被害を防ぐことができたかどうかという「結果回避可能性」はなかった、と政府の責任を免罪し、原告の請求を棄却してしまった。

NHKスペシャル「追跡 復興予算19兆円」

9/9に放送されたNHKスペシャル「追跡 復興予算19兆円」は見応えがあった。
そのうちブログに書こうと思っていたら今日(9/24)の赤旗にその番組に関するコラムが載っていた。
私の言いたいことはみんな載っているので、横着してそのコラムを紹介する。
赤旗2012.9.24付

◆2011年夏 北アルプスシリーズ 42 三俣蓮華岳から高瀬ダム

ミヤマモンキチョウ 2011.8.1撮影
写真は撮りっぱなしだったのだが、10日ぐらい前のNHKのちょっとした自然番組でこのチョウを紹介していて、この写真と直感的に結びつき、名前が特定できた。環境省のレッドリストの準絶滅危惧種の指定を受けているらしく、希少なチョウらしい。

2012年9月21日金曜日

原監督はどうして今でも監督なのか

プロ野球では巨人が独走でマジックが出ている。
ほとんどプロ野球に興味はないのだが、ニュースで出てくるのだから目に入る。
にこやかで得意満面な原監督の顔面アップがうつる。
そこで私は思う。
なぜこの人はこのように幸せそうな顔を日本中にさらせるのだろうか。
なぜテレビはこの人の顔をこのような形で報道するのだろうか。

原が過去の女性問題をネタに脅され、暴力団に1億円支払ったという報道は今年の6月だった。
その頃はいくつか続報があり、原の見苦しい言い訳や清武氏への責任転嫁など原自身の人格をおとしめるものばかりだったような気がする。
そのとき私は思った。
原はプロ野球界から永久追放だなと。

2012年9月17日月曜日

中国の反日行動に思う

尖閣諸島に関連しての中国一般民衆の反日抗議行動がすさまじい。

尖閣諸島が日本の領土だということは疑いのない歴史的事実だ。
日本共産党はそのことを具体的論理的にはっきりと示している。
中国人といえど、この事実をきちんと知ればぐうの音も出ないだろう。
しかし、そのことだけで中国の反日行動を批判しても的外れのような気がする。

反日という言葉に表れているように、尖閣諸島はあくまで契機に過ぎず、根っこは反日なのだ。
なぜ反日なのか。
それは日中戦争だ。
中国の民は傷ついた民族の誇りを回復できないままでいるのだ。

なぜ回復できないのか。
その理由は2つあって、1つは日中戦争で日本から受けた仕打ちがあまりにひどすぎたということ。
中国の民は日本軍によって1千万人も殺された。
この数は想像を絶するものだ。
そしてその殺され方も想像を絶する。

2012年9月15日土曜日

御嶽山 山行記 ⑨

3日目 8/24(金)


5:30 朝食。
五の池小屋の朝食 2012.8.24撮影
山小屋4回目の最後の食事で卵、ウィンナー、魚が出た。
朝食なのに今までで一番豪華?

2012年9月14日金曜日

国際人権A規約 「無償教育の漸進的導入」留保を撤回

今日(9/14)の赤旗1面トップは「高校・大学無償 留保を撤回」という大見出しだ。
一瞬、民主党が実施した数少ないマニフェストの高校授業料無償化を早々と撤回したのかと思った。
そうではなくていいニュースだった。

国際人権規約は1966年に国連で採択され、日本は1979年に批准した。
しかし、中・高等教育への「無償教育の漸進的導入」を規定しているA規約13条2項b、cを日本は留保した。
2005年の段階でこの条約の締約国は151か国だったが、この規定を留保している国は日本、マダガスカル、ルワンダの3国のみだった。
当時からこれはとても恥ずかしいことだと思っていた。

そしてルワンダが2008年に留保を撤回したとき、締約国160か国のうち残された国は日本とマダガスカルだけになっていた。
日本が留保している最後の国になって世界中に恥をさらすことになるのではないかと心配していた。
ちなみに2007年の国内総生産の世界順位は

2012年9月12日水曜日

御嶽山 山行記 ⑧

余談だが、今朝起きたとき床に何か黒いひからびたものが転がっていた。
気持ち悪かったが、つまんでみると、御嶽山で転んだときできた左足の傷のかさぶただった。
右手の方は10日ぐらい前にとれたのだが、足の方は3週間ぶりにとれたというわけだ。

2日目 8/23(木) その4


手前からオトギリソウ、ヨツバシオガマ、オンタデ 2012.8.23撮影

重慶爆撃の被害者が日本を提訴

旧日本軍は日中戦争時、5年間で重慶に218回もの無差別爆撃をくり返し、1万人以上の市民を殺した。
そのときの被害者15人が先日(9/10)日本政府に謝罪と賠償を求める訴訟を重慶市高等裁判所に起こした。

日本はアメリカによる都市絨毯爆撃により40万人が殺された。
東京大空襲の被害者が日本政府に補償を求めて最近裁判を起こしたが、日本人がアメリカを訴えたことはあるのだろうか。

重慶訴訟の弁護団は「訴訟の目的は、日本政府に歴史を直視させ、自らが犯した犯罪行為を正視させることだ」と言っている。
同じことを日本はアメリカになぜ言わないのだろう。

2012年9月10日月曜日

笹原留似子「おもかげ復元師」

赤旗8/26付読書のページに笹原留似子「おもかげ復元師」の紹介があった。
赤旗8/26付
一読してすごい人がいるなと思った。
すると、9/2付の赤旗日曜版に「人間ドキュメント」として1面全面に彼女の記事が載った。
ますます驚いてしまう。

2012年9月8日土曜日

御嶽山 山行記 ⑦

2日目 8/23(木) その3


11:30 五の池と三ノ池の分岐点に出ると、目の前に美しい三ノ池が広がる。
5~6m先の岩の上でライチョウが鳴いている。

三ノ池とライチョウ 2012.8.23撮影
中央やや右の大きな岩のさらに右奥の岩の上に背を向けたライチョウがいる。
人が現れたから警戒してヒナを呼び寄せているのだ。
じっとしていると、3分もすれば警戒を解き、2mぐらいまで近寄っても大丈夫。

2012年9月5日水曜日

御嶽山 山行記 ⑥

2日目 8/23(木) その2


9:30 五の池小屋を出るまぎわ、小屋の兄さんが「親子熊の出没情報が入っています」とおそらせる。
熊に会えるかなと半分期待、半分不安を感じながら出発。

1分も歩かないうちに「飛騨頂上」というピーク(2811m)がある(小屋のすぐ裏で前回の写真にも写っている)。
神社があるのだが、こんなの頂上というのがおかしい。

飛騨頂上神社 2012.8.23撮影
なんてこといったら、御嶽教の罰があたりそう。

その神社からまた1分も歩かないうちにコマクサの群落が見えてきた。

2012年9月4日火曜日

ツツ元大司教が米英元大統領を弾劾

世界最貧国のひとつであるアフガニスタンを空爆し、ウソで塗り固めた理由でイラクを侵略したアメリカ元ブッシュ政権。
一説ではイラクの死者は100万人のレベルだ。
この許しがたい世紀の暴挙をなぜ国際社会は放っておくのか。
なぜブッシュは今でも枕を高くして寝ていられるのか。

とアフガン空爆以来ずっと思ってきたが、ついに南アフリカのツツ元大司教が声を上げた。
下は今日の赤旗の記事だ。
赤旗2012.9.4付 レイアウトは変えた

2012年9月3日月曜日

御嶽山 山行記 ⑤

8/23(木) 2日目 その1


明け方2時間ぐらいうとうとしたかもしれない。
ひどくはないが気分は良くない。
頭の芯が軽くうずいているし、みぞおちあたりが痛い。

朝食は5時半から。
昨夜と同じような料理だ。
ご飯は少なめにしたが、すべて食べる。

小屋の女将にに昨夜からの体調不良を伝え、しばらくようすを見させてほしいとお願いする。
すると、これが効くのよといって、「御岳百草丸」という薬を持ってきてくれた。

モンテスキュー「法の精神」から

赤旗は毎週日曜日に本の紹介を2面にわたってする。
けっこう楽しみにしているのだが、9/2付にはモンテスキューの「法の精神」を醍醐聡という東大の名誉教授が紹介している。
その後半部分を引用する。

 さらに注目したいのは彼の次の言葉である。「もしも国家がその富を個人の富に比例せしむるならば、個人の安楽はまもなく国家の富を増大せしむるであろう。すべては時期に依存する。国家がまずその臣民を貧しくして自ら富まんとするかそれとも臣民が安楽になって国家を富ますのを待つか。」

今夏 やはり電気は足りていた

さんざん国民を脅しつけて大飯原発再稼働へもっていった野田政権だが、猛暑が過ぎ去った今、原発無しでも電気は足りていたことが明らかになった。
他のニュースでもしていたかもしれないが、私は赤旗日曜版8/26付でその事実を知った。
やはりとしかいいようがない。

赤旗日曜版8/26付から

2012年9月1日土曜日

御嶽山 山行記 ④

初日 8/22(水) その4


二ノ池新館は1泊2食で8000円。
8500円と9000円(個室)と3段階ある。
私は連泊で16000円支払う。
団体客がひとつあったが、それでも余裕で8畳ぐらいの区切りに1人から2人が割り当てられた。

この小屋では二の池の水を引いて風呂を沸かしている(みたいだ)。
15時半から入れるというので、3分ぐらい前から戸口で待つ。

4人ぐらいが横に並ぶといっぱいになる四角い木の風呂桶だ。
ザッとかけ湯をしてさっそく4人がつかる。
気持ちよくていつまでもつかっていたい。
少し頭痛があったが、それもとれた気がする。
ついでに頭までお湯を流した。
これがいけなかったのかもしれない。

問責決議で自公迷走

8/29、参院本会議で首相問責決議案が可決された。
首相問責の理由は次のようなものだ。

 野田内閣が強行して押し通した消費税増税法は、2009年の総選挙での民主党政権公約に違反するものである。
 国民の多くは今も消費税増税法に反対しており、今国会で消費税増税法案を成立させるべきではないとの声は圧倒的多数となっていた。
 最近の国会運営では民主党・自由民主党・公明党の3党のみで協議をし、合意をすれば一気呵成に法案を成立させるということが多数見受けられ、議会制民主主義が守られていない。
 参議院で審議を行うなか、社会保障部分や消費税の使い道などで3党合意は曖昧なものであることが明らかになった。
 国民への約束、国民の声に背く政治姿勢を取り続ける野田佳彦内閣総理大臣の責任は極めて重大である。
 よってここに、野田佳彦内閣総理大臣の問責決議案を提出する。