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2012年7月15日日曜日

尖閣諸島の不思議

連日尖閣諸島がニュースになっている。
東京都が買うというのはどういうことだろう。
石垣市の市長が賛成しているのはなぜだろう。
都が買うための寄付金が10億も集まるのはどうして。

不思議は多いが一番の不思議はなぜ尖閣諸島の3島(魚釣島、北小島、南小島)が個人の所有になっているかだ。
国は地権者に毎年2450万円払って借り上げているらしい。
おどろく話しだ。
何もしなくても毎年2450万円が転がり込んでくるのだ。

昭和の初めに国が民間人に払い下げたということをかつて耳にした。
国が払い下げた土地を国が借り上げるために毎年2450万円(しつこい)払う。
どう考えても納得がいかない。

ここまで書いてネットで調べてみた。

3島以外の「久場島は現在もアメリカ軍に射爆場として賃貸契約が結ばれており毎年賃貸料が支払われている」とあったが、これも日本政府が払っているのだろうか。
沖縄の米軍基地は日本政府が借地料を払っているから同じだろう。

さすがWikipediaである。次のようにくわしくのっている。

大正島が国有地である以外は私有地であり、2002年(平成14年)より日本国が賃借している。総務省は2002年に賃借契約を結び、年間約2,450万円で賃借(魚釣島2,112万円、南小島188万円、北小島150万円)とされる。久場島は在日米軍が使用している。

尖閣諸島を開拓したのは、福岡県八女市出身の実業家古賀辰四郎であった。1870年代後半に八女茶の販路拡大のために沖縄に進出し、高級ボタン用の夜光貝輸出で富をなした古賀は、東シナ海の島の開拓にも乗り出し、1895年(明治28年)に政府から尖閣諸島を30年間の期限付きで無償貸与され、鰹節工場やアホウドリの羽の加工場を設けた。この当時の尖閣諸島には、一時は280名あまりの島民が暮していた。1932年(昭和7年)に長男善次に当時の価格で1万5千円で払下げ(2010年時点の金額換算で約2,500万円、大正島を除く)となり、第二次世界大戦中の1940年代前半に事業中止にともない無人となる。その後、妻が所有し、1970年代に埼玉県内の親交のあった人物に約4,600万円で売却した

古賀氏に30年間の無償貸与の後1万5000円(現在の金額換算で2500万円)で払い下げられた。
後に親交のあった人物(栗原氏)に4600万円で売却。
というと2002年から約10年間で栗原氏は2億4500万円国からもらっていることになる。

どうも納得がいかない。
古賀氏の妻が栗原氏に売却するとき、国に無償または4600万円で返還すべきではなかったのか。
栗原氏は4600万円で買ったもので毎年2400万円取得し続け(10年間)、さらに今回の都か国への売却で数億円得るのだろう。
こんなのあり?!ってかんじ。

どうも庶民のひがみみたいな投稿になってしまった。

尖閣諸島は当然日本の領土だと思っている。
中国はいいかげんにしろといいたい。
南シナ海の島々でも強欲すぎる。
いくら何でも南沙諸島まで領有権を主張するか?
あきれてしまう。

石原都知事は彼らしい行動だ。
目立ちたがりで傲慢で差別的な態度は大昔から変わらない。

そういえばなぜ東京都民が怒らないのかも不思議だ。
私が知らないだけでずいぶん怒っているのかも。
先週のサンデーモーニングで都民である法政大学教授の田中優子氏は怒っていた。


オシロイバナ 2012.7.12撮影
◆メキシコからやってきたらしい。赤、白、黄色とあるが、ときどき色が混じっているやつを見かける。かなり野生化しているが、野草という感じはあまりしない。黒い小さな実がなり、中に白い粉がぎっしりつまっている。子どもがお化粧ごっこするからオシロイバナだが、日本の子どもがそんなことをするのだろうか。

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