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2012年5月24日木曜日

日米韓の忠犬ハチ公

今日の赤旗に「米に忠犬ハチ公像」という小さな囲み記事がのっていた。
リチャード・ギア主演の「HACHI 約束の犬」で、ハチ公が主人を待ち続けた場所に銅像が設置されたのだ。

この映画は去年NHK・BSプレで観た。
筋がわかっているので大きな感動もないのだが、この手の映画(クイールもそうだ)は犬のおかげでだいたい成功する。

赤旗の「読者の広場」ページには「わが家のペット」というコーナーがあって、私も毎回必ず目を通す。
ペット、とくに犬や猫を愛する人にとってそれはペットではなくまさに家族だ。
愛情を注ぎ、ペットも無償の愛でこたえる。
家族以上だ。
いつも読んでいて幸せになる。

さてハチ公像だが、元祖渋谷の像は当然のことだが、私が思い出したのは韓国の忠犬だ。

昨年の夏、親しい人たちと韓国DMZ(非武装地帯)近辺を旅した。
その中に第4トンネルがある。
北朝鮮が韓国攻略のために掘ったものだが、1990年に発見された。
地雷を探知するために軍用犬が使われ、その犬は地雷を踏んで丸焦げ。
その犬の像が第4トンネルの入り口に「忠犬之墓」(漢字表記)という碑とともに建っているのだ。

韓国「忠犬之墓」 2011.8.12息子撮影
これはどうなんだろうとみんな首をかしげた。


◆奈良飛鳥シリーズ② ハルジオン


ハルジオン 2012.5.21撮影
これからヒメジョオンが盛りになる季節だ。白い清楚な花が広島でもあちこちに咲き始めた。そう思って飛鳥で観察すると、こちらはピンクがかって美しい。ちょっと“?”という感じだったが、よく考えてみるとこれはハルジオンにちがいない。ヒメジョオンが咲き始める頃ハルジオンは花期が終わる。ところが広島ではハルジオンはあまり見かけない。飛鳥では今が盛りと咲いている。北米原産で大正時代に持ち込まれたらしい。

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