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2012年5月19日土曜日

「クイール」と犬の幸せ

一昨日録画で映画「クイール」を見た。
いい映画だとは思うが、小林薫の演技がどうかなと思った。

映画の本筋ではないが、私は次のことに興味を引かれた。
クイールが母親から離され、一時期香川照之・寺島しのぶ夫婦(俳優名)にあずけられる。
そのとき訓練係の人からきつくいわれたことが、「ぜったい叱らない」ということ。

数年前に犬のしつけについてしきりにいわれたことがある。
犬は徹底的に人への服従を教えなければいけないということ。
それが犬の幸せなのだと。
犬とはそういう生き物なのだと。

この思想とクイールの場合は真逆のような気がする。
クイールの一場面のみで判断はできないが。

服従論は最近聞いたことがないがどうなったのだろう。
その考えはまちがっていたということであればいいのだが。
徹底的にかわいがる、愛してやる、それが犬の幸せだと考えたい。

動物愛護法の見直し時期らしい。
犬のかみ癖・むだ吠えなどは生後母犬がどれぐらい育てているかの期間によって大きく左右されるという考えが聞かれる。。
ブリーダーとかいって、もうけ主義で子犬をすぐに母犬から引き離すことが犬の問題行動につながるというのだ。
とても納得できる。
犬も人間と同じように母親の愛情は決定的なのだ。

追記:子どものころは犬も猫も飼ったことがあるが、現在のマンション住まいでは規約上飼えない。悲しい。


スイバ 2012.5.12撮影
◆「蓼(たで)食う虫も好き好き」というように、タデ科の植物は花が地味で印象がうすい。スイバはスカンポとしてこどものおやつだったと図鑑にあるが、私などはスカンポといえば若いイヌタデの茎だった。よく食べた。雌雄異株で中央の茶色っぽいのが雌株、右側の緑が雄株、と思い込んでいたが、どうやら右側のやつは「ギシギシ」という別のタデ科の植物みたいだ。こうなると自分の知識のいかにいいかげんなことかと思う。

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