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2018年1月28日日曜日

名護市長選「大激戦・大接戦」の不可解

今日は沖縄・名護市長選の告示日だ。
赤旗2018.1.19付
9日前の赤旗(上図)を見て驚いた。
名護市長選が「大激戦・大接戦」という大見出し。

4年前の市長選では現稲嶺市長が「圧勝・大勝」で再選した。
名護市長選『誇り高い歴史的審判』(琉球新報)」とブログに書いてから4年たつ。
なんと時の流れの速いことだろう。

2018年1月14日日曜日

日本国憲法の誕生 ⑯GHQ案を手交されて驚愕する日本政府

他にも民政局の憲法草案づくりにはとても興味深いものがあるが、次の段階に移る。

安倍は「たった8日間で」と蔑み、鈴木昭典は「密室の9日間」と題し、わずか1週間という表現も散見されるが、事実は下記のように進んだ。

1946年2月1日毎日新聞が日本政府の憲法改正案をスクープ。
2月3日ホイットニーがマッカーサー三原則を民政局幹部に提示し、憲法草案づくりを指示。
2月4日民政局員が集められ、組織の発表と草案づくりのスタート。
2月11日前文と全92条のGHQ案ができあがる。
2月12日ホイットニーが加わって、運営委員会による最終検討と修正。

白洲次郎
どこを起点とし、どこを終点とするかによって期間は変わる。
鈴木は2月4日から2月12日までの9日間をとったわけだが、私は2月3日を起点とすべきだと思っている。
つまり「密室の10日間」というわけだが、はっきりいってどうでもいいような気がする。

上記時系列には書いていないが、毎日新聞に憲法改正案をスクープされた日本政府はびっくりし、それは政府案ではないと弁解した。
それではすぐにでも政府案を出しなさいとGHQに言われ、日本政府は2月8日に政府案(スクープされたものと大差のない代物)を提出している。

GHQの方は、政府案が期待できるものではないとわかっていたので、2月8日を待たずに草案づくりを始めたわけだが…。

そして2月13日、民政局の4人(ホイットニー、ケーディス、ハッシー、ラウエル)は、できあがったばかりのGHQ草案をもって、外務大臣官邸に向かった。