2012年5月8日火曜日

フランス大統領選と所得税

フランスでオランドがサルコジを破って新大統領になった。
サルコジが2007年に大統領になったとき、なんでこんな人がと思ったものだが。
オランドの主な公約を見ると

・ 2017年までに財政赤字を解消
・ 年100万ユーロ超の収入への75%課税
・ アフガン駐留の仏軍戦闘部隊撤収を今年末に前倒し
・ 電力の原発依存度現在の75%から50%へ引き下げ

などとある。どれも賛同できる。

現在のフランスの所得税率は最高で40%で日本と同じだ。
75%などというのは高すぎて現実的ではないと思われそうだが、日本も1983年までは75%だったのだ。
それが段階的におさえられてきて、1999年には37%まで下がったが、2007年から40%になっている。

直間比率の見直しとかいって、消費税を導入し、所得税は下げられっぱなし。
所得税が低いのはいいような気がするが、つまりは富裕層優遇なのだ。
富裕層優遇については改めて書きたいが、ようするに最高税率75%というのは非現実的なものではないということ。
オランドがんばれといいたい。


ツタバウンラン 2012.5.3撮影
◆民家の石垣の側溝などでよく見かける花で、園芸種か野草かよくわからなかった。今回エンゲイナビというサイトで名前を知った。大正元年に観賞用として日本にもちこまれたものが野生化しているみたい。ツタバウンランという名前で画像検索すると、花の形は同じでも微妙に葉の形がちがっているものが数種類あるみたいで、ちょっと?がついている。

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